人型ロボは運転もこなす。クルマまかせの自動運転よりも安心感アップ
運転手はヒューマノイド。
例えばTESLA(テスラ)やWaymo(ウェイモ)など、世界各国では自動運転ができる電気自動車の開発が進んでいます。
ロボットが運転しても自動運転
日本でも各社がいろんな技術を研究していますが…密かにヒューマノイドが自動車を運転するタイプの自動運転、というプロジェクトも進行しているようです。
RA-Magazineに採択された, 筋骨格ヒューマノイドが車を運転するという(不思議な)プロジェクトに関する論文をArxivとYoutubeに公開しました!柔らかなハードウェアの利点と学習による欠点の克服について網羅的に述べています! https://t.co/wpxPVwJBjR
- Kento Kawaharazuka / 河原塚 健人 (@KKawaharazuka) June 11, 2024
東京大学の河原塚健人さんとそのチームが作っているのは、コンビニで配達に使われるEVを運転するロボット「Musashi」。
メカニズム的な問題で送りハンドルですが、きちんとコーナリングをしてペダルを踏んで前進。目がキョロキョロ動いて安全確認をします。
人間と同じように運転
腕の力はボールが落ちても耐えられるほど強く、ギョロっとした目はサイドミラーに映った人の動きを視認。鍵を回したりウインカーも出したり、ホントに人間みたいです。
筋骨格ヒューマノイドは人体ソックリに作っているため、「マッスル・リラクゼーション・コントロール」機能で、力を抜きながらの方がより連続運転できるようです。
そんなところまで人間に似せるだなんてねぇ。
ロボでも運転手がいると安心感
今の時代、無人で走るクルマはいろいろ作られていますが、乗車する人間側としては運転席に誰か(何か)がいると、安全運転してくれそうな安心感があるような気がします。
カンフーができるロボも良いですが、運転ロボの方が実用性が高そうですね。
敵に回しちゃダメなやつだ。人型ロボ、カンフーを披露
Source: YouTube, Arxiv, X, Kento Kawaharazuka via IEEE SPECTRUM, UTokyo