Image: Shutterstock

公式がアプリの存在をふと思い出したのかな?

Apple(アップル)が年次開発者向けカンファレンスWWDCで発表した独自AI「Apple Intelligence」が、話題をかっさらっていますが、次期macOSの「Sequoia(セコイア)」に追加される新機能について、数点は説明があったものの、重要な新機能については明らかにしませんでした。

チェスなんてあったっけ?

そんな中、説明のあった新機能、iPhoneのミラーリング機能とSafariのAI要約機能に加え、MacチェスゲームのアップグレードをmacOS 15ベータ版の初期ユーザーが発見しています。なんと2012年以来、初めてのアップグレードです。

9to5Macが報じたところによると、AppleはまだMac OSのリリース名をネコ科から取っていた12年前にチェスアプリをアップデートしたのが最後。OS X Mountain Lionでは、チェスにゲームセンターのサポートを追加。2012年のアプリのアップグレードは、AppleInsiderに詳しく書かれていますが、チェスの画面はこんな感じでした(見たことない人も多いのでは?)。

Image: AppleInsider

12年間手つかずのチェスアプリ

翌年以降、AppleはOSに付けるネコ科の名前がもうなくなり、次はカリフォルニアの地名に変更。その後の数年間、チェスアプリは存在はしてきたものの、今回のアップデートまでまったく何も手を加えないまま時が過ぎていました。

Image: 9to5mac

最新バージョンのチェスは、より光沢があり、リアルな駒とテクスチャー付きのグラデーション背景にアップグレードされていますね。

しかし、9to5Macによると、リニューアルされたのにテーマの選択肢が減っているとのこと。ただ、Sequoiaがベータ版を卒業して広く一般リリースされる前に、他の変更が加わる可能性は十分あります。チェス好きの皆さん、そして密かにMacチェスをやっていた皆さん、乞うご期待です。

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今秋やってくる新macOS「Sequoia(セコイア)」で追加される新機能まとめ #WWDC24