G大阪の監督を務めた経験もある宮本会長。(C)SOCCER DIGEST

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 日本サッカー協会(JFA)宮本恒靖会長が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。S級ライセンスについて語った。

 Jリーグのクラブで監督を務めるためには、S級ライセンスの保持が義務付けられている。自身も取得し、ガンバ大阪で監督経験を持つ宮本会長は、その意義を強調。運動生理学や心理学など、サッカー以外の知識を学ぶと「選手を守るところに繋がる。そういう観点では、すごく必要だと思っています」と説明する。
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「監督って試合や練習を作るだけが仕事ではなくて、『この選手とこの選手が出ているけど、この選手は出ていない』とか。チームマネジメントやメディア対応をどうするのかとか。多分、戦術などの部分は50%で、それ以外の仕事が、たくさんあるんですよね。そういう所をひっくるめて、ちゃんとやれるという判断があれば、議論にはなるかなと思います」

 一方、S級ライセンス取得にかかる時間や費用などの観点から、J3の監督就任には不要にするルールや、選手時代の実績によって取得を優遇する措置は考えていく必要があるとして、制度が変更される可能性は「十分あります」と断言した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部