今夏の去就が注目されていた photo/Getty Images

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チェルシーは売却の噂が浮上していたイングランド代表MFコナー・ギャラガーに新契約をオファーする準備をしているようだ。英『The Guardian』が報じている。

今シーズン公式戦50試合に出場し、7ゴール9アシストをマークしたギャラガー。キャプテンのリース・ジェイムズ、副キャプテンのベン・チルウェルが怪我で離脱する期間も長く、その間はギャラガーがキャプテンマークを巻いた。

闘志溢れるプレイでチームを引っ張ったギャラガーの重要性は誰が見ても明らかではあったが、FFPの関係やプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)への違反を避けるために、売却候補の1人となっていた。多くのクラブOBも同選手の売却を批判していたが、同メディアによると、クラブは現行契約が今夏に残り1年となる生え抜きに新契約を準備しているという。売却報道から一転、ギャラガーの去就の方向転換を検討しているのこと。

トッテナムやアストン・ヴィラがギャラガーの獲得に興味を示しており、ヴィラはチェルシーが注目しているジョン・デュランの移籍交渉の一環としてギャラガーの状況について非公式な話し合いが行われたようだが、同選手は移籍に魅力を感じていないため移籍交渉は行われない可能性が高いという。

エンツォ・マレスカ新監督の下、来シーズンの飛躍が期待されるチェルシー。去就が注目されていたギャラガーは新契約を結び、残留する可能性も浮上してきた。