バイエルン移籍が近づく伊藤洋輝 photo/Getty images

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バイエルン・ミュンヘンは今夏の移籍市場で、日本代表DFの獲得に向けて動いているようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンはシュツットガルトに所属する伊藤洋輝の獲得で合意達したという。伊藤はバイエルンと5年契約を結び、残すはメディカルチェックのみのようだ。

2021年に期限付き移籍でジュビロ磐田からシュツットガルトに加入し、翌年から完全移籍を経て、正式加入した伊藤。同選手は3シーズンで公式戦97試合に出場しており、今季は公式戦29試合で2アシストを記録するなど、クラブのブンデスリーガ2位フィニッシュという大躍進に大きく貢献した。

そんな伊藤だが、昨夏にはオランダの名門アヤックス、今夏にはトッテナムが獲得に向けて動いており、シュツットガルトも売却に前向きであると伝えられてきた。

そんな中、伊藤の獲得に最も近づいているのがバイエルン。今季はブンデスリーガ優勝を逃し、12年ぶりの無冠で終わった同クラブは、今夏にヴァンサン・コンパニ監督を招聘し、移籍市場で守備陣のテコ入れを目指すことが予想されていた。

同氏によると、バイエルンは伊藤の獲得のため、3000万ユーロとされる契約解除金を支払い、契約は合意に達したとのこと。現在はメディカルチェックへ向かっているようだ。

なお、バイエルンは今夏に伊藤の他にも守備陣の新戦力獲得に尽力している模様。今季、レヴァークーゼンのブンデスリーガ優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献したドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得も間近に迫っている。