Jeep® Wagoneer S Trailhawk Concept interior

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新型「ワゴニアS トレイルホークC」初公開

 米ジープは2024年5月30日、同ブランド初のフル電動SUV「ワゴニアS」のローンチ価格を発表するとともに、ヘビーデューティな個性を際立たせたコンセプトモデル「ワゴニアS トレイルホーク コンセプト」を発表しました。

緑内装カッコイイ!

 ワゴニアSは、ステランティスグループで共有する大型EV用プラットフォーム「STLAラージ」をベースに開発されたSUVです。

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 最高出力は600hp、最大トルクは836Nm、一充電あたりの航続距離は300mile(約480km)以上となっています。

 2024年後半から北米を皮切りに順次、世界各国に投入される予定で、北米でのローンチ価格は7万200ドル(約1100万円)となっています。

 そんなワゴニアSをモディファイして、ジープ元来の「楽しさ」「自由」「冒険心」をより高い次元で提案するのが今回発表されたコンセプトモデルです。

 砂漠や岩場での走行を想定してボディはリフトアップされ、任意で選択できる電子制御リアデフロックを新たに搭載。オフロード性能の向上を図っています。

 エクステリアは、専用設計のバンパーやルーフレール、オールテレーンタイヤなどを採用。モスグリーンのようなニュアンスカラーと相まってワイルドな雰囲気が醸し出されています。また、視覚的なアクセントにもなっている赤色のけん引フックは最大荷重を高めた専用設計で、機能美が感じられます。

 エクステリアの色調はインテリアにも反映され、ダークグリーンと鮮やかなオレンジとレッドのコントラストが印象的です。

 市販モデルのワゴニアSではセンターコンソールにエアコン用のタッチ式ディスプレイが備わりますが、このコンセプトモデルではそれがなく、エアコン操作部は物理スイッチとなります。

 ドアパネルとコンソールボックスにカスタマイズ可能な伸縮性ストラップによるモジュラーカーゴシステムを採用するほか、給電装置を備えるなど、レジャーユースを想定した利便性の向上が図られています。