ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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2006年にMVPのジャスティン・モーノー氏が大谷を絶賛

 ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)終了時点で打率.353、13本塁打、OPS1.080と打ちまくっている。2006年にMVPに輝いたジャスティン・モーノー氏は、今後投手として投げることがなくても、史上最高の選手だと語っている。

 モーノー氏は現役時代に通算1603安打、247本塁打をマーク。ツインズ時代の2006年にリーグMVP、ロッキーズ時代の2014年に首位打者を獲得した。デジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演し、大谷に言及。「彼は一流の打者、今季は最高の打者だ」と絶賛した。

 通算630本塁打を放ったケン・グリフィーJr.氏を引き合いに、「(大谷は)ピッチングもする、その部分が他(の選手)とは明らかに違う。彼は一流の打者、今季は最高の打者だ。してほしいことを彼は何でもできる。驚異的だ。オールラウンドな技術を持った男だ」と賛辞を並べた。

 さらに「ショウへイはあの長期契約(10年契約)を結んだから引退はまだまだだが、歴代最高の野球選手として名を残さないということに反論しないのは難しい。今後2度と投げなくても、だ」とも述べた。

 昨年9月に右肘手術を受けた影響で今季は打者に専念している大谷。来季の投手復帰が見込まれているが、モーノー氏は打者だけでも歴代最高の選手だと称賛する。元MVPも、これまでの二刀流としての活躍やカリスマ性、今季の並外れた打力に感服している。(Full-Count編集部)