今季限りでユニホームを脱ぐ長谷部。(C)Getty Images

写真拡大

 現地時間5月18日に開催されたブンデスリーガ最終節で、長谷部誠が所属する6位のフランクフルトは、4位のRBライプツィヒとホームで対戦。0−2から2−2に持ち込み、6位をキープし、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得した。

 長谷部は、同じく今季限りで引退するセバスティアン・ローデと共に、後半アディショナルタイムから出場。サポーターからの大歓声が2人の偉大な功績を物語っていた。

 クラブ公式サイトによれば、40歳の元日本代表キャプテンは、試合後にインタビューに対応。感謝と手応えをこう示した。
【PHOTO】今季限りでの現役引退。40歳になった長谷部誠のキャリアを厳選ショットで振り返る!(2003〜2024)
「試合後のスタジアムの雰囲気は素晴らしかったよ。チームメイト、スタッフ、みんなと一緒に共有できた。自分のキャリアだけでなく、彼らを信じられないくらい誇りに思うよ!(EL権を争う)ホッフェンハイムが4−2でリードしている状況は分かっていたから、しっかりと2−2で持ちこたえる必要があった。チームメイトにもそう言ったし、何とかできて嬉しいよ」

 長谷部はブンデスリーガ通算384試合の出場でキャリアを締め括り、ポーランド代表のロベルト・レバンドフスキと並んだ。同リーグの外国人選手としては、元ペルー代表のクラウディオ・ピサロ氏(490試合)に次いで2位タイの記録だ。

 日本代表、そしてブンデス屈指のレジェンドとして、22年に及ぶ現役生活に終止符を打った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部