この春、待望の長編新刊や新たな映像化など、ますます注目が集まる、池井戸潤さんのエンターティメント小説。話題の作品の読みどころをご紹介します!

<著者・池井戸潤さんからのメッセージ> 

 悲喜こもごもの春がやってきた。別れがあって、出会いがある。

 夢と希望に満ちた一歩を踏み出そうとしている人ばかりじゃないだろう。受験で失敗したり、就職試験でしくじったりして、苦い挫折感を胸にしまいながら過ごしている人もいるはずだ。

 だけど心配はいらない。誰だって心の中に、それを乗り越えて行くだけの勇気のカケラを持っている。

 小説を読んでごらん。きっと半沢直樹や花咲舞たちが、そのことを教えてくれる。

 気に入った本を一冊、バッグに入れて飛びだそう。小説の主人公は、今日からあなたの頼れる相棒だ。

 あなたは決してひとりじゃない――。春は、人生で大切なことを教えてくれる。

◆装いも新たなドラマ『花咲舞が黙ってない』原作

今田美桜さんを新ヒロインに迎え、2024年4月13日からスタートした痛快エンターテインメント『花咲舞が黙ってない」。原作にもぜひご注目ください。

『花咲舞が黙ってない』(中公文庫)


『花咲舞が黙ってない』(中公文庫)

花咲舞の物語、東京第一銀行の物語
解説はコチラ⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/8838

『新装増補版 花咲舞が黙ってない』(講談社文庫)


『新装増補版 花咲舞が黙ってない』(講談社文庫)

今、この本で読むべき池井戸潤の小説
解説はコチラ⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/8839

『不祥事』(実業之日本文庫) 


『不祥事』(実業之日本文庫)

ドラマ「花咲舞が黙ってない」の作り手から見た原作
解説はコチラ⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/8842

◆最新長編『俺たちの箱根駅伝』が待望の刊行

若人たちの熱い戦いを描いた最新作に関する池井戸潤さんのインタビューが到着。さらに話題の映像化作品もご紹介します。

『俺たちの箱根駅伝』上・下(文藝春秋) 


『俺たちの箱根駅伝』上巻


『俺たちの箱根駅伝』下巻

池井戸潤さん最新インタビュー公開中
1)池井戸潤インタビュー「箱根駅伝中継の舞台裏にあったドラマ」を掘り起こすまで
⇒ https://bunshun.jp/articles/-/70358
2)池井戸潤・創作の秘密「レースも小説も、筋書きなしで」
⇒ https://bunshun.jp/articles/-/70359
3)池井戸潤が描く箱根駅伝の魅力「敗者の物語にこそ、希望がある」
⇒ https://bunshun.jp/articles/-/70360

『シャイロックの子供たち』


『シャイロックの子供たち』

原点であり、記念碑――著者自身がそう呼ぶ最重要の一冊
解説はコチラ⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/7066

『かばん屋の相続』


『かばん屋の相続』

映像化決定! ダークでスリリングなミステリ短編集
解説はコチラ⇒ https://books.bunshun.jp/articles/-/8854

◆文庫最新刊『民王 シベリアの陰謀』は5月24日発売予定

ドラマ『民王』で秘書・貝原茂平を演じた、高橋一生さんによる文庫解説が公開中。さらに5月24日には続編『民王 シベリアの陰謀』が文庫発売予定です。

『民王』


『民王』

総理とバカ息子が挑む“笑撃”のサスペンス
解説はコチラ⇒ https://kadobun.jp/reviews/bunko/77gggz4nrpk4.html

『民王 シベリアの陰謀』


『民王 シベリアの陰謀』

謎の凶悪ウィルスをぶっ飛ばせ!!
解説はコチラ⇒ 5月下旬到着予定