指紋認証にしたら鍵あけのストレスがなくなった
鍵をなくす心配もない。
子供が生まれて驚いたのが、出かける際の荷物の多さ。ちょっとしたお出かけでも、オムツに着替え、子供用の飲み物やおもちゃ、抱っこひもにベビーカーと、多くの荷物が必要になります。
夫婦で出かけるときは荷物を分散させることができますが、一人で出かけるとなるともう大変。両手はふさがり、玄関ドアの開閉も一苦労です。
妻の「両手がふさがっていることが多いから、鍵で玄関ドアを開けるのがストレス」という一言で、我が家にスマートロックを導入することを決めました。スマホやカードをかざす方式だとポケットやバッグから端末を取り出す動作が必要なので、指紋認証で解錠できるSwitchBotロックと指紋認証パッドを選びました。
うちはかなり古いマンションなので通常のサムターンホルダーでは合わず、アクセサリーの特殊サムターンホルダーを別途購入(※通常990円しますが、割引が適用されて0円で購入できました)してつけてみることにしました。形が近そうな「特殊サムターンホルダー」を購入したんですが、空転してしまい施錠・解錠がうまくできませんでした。
この問題はAmazonでスポンジゴムシートを購入し、サムターンホルダーの内側に貼ることで解決。解錠も施錠もスムーズにできるようになりました。
上記のDIYで特に不満は感じていませんでしたが、この記事を書くタイミングで、せっかくならうちの鍵の形にあったサムターンホルダーを作ってもらうことはできないのかと思い立ち、SwitchBotの公式にメッセージを送ってみることにしました。
カスタマーサポートの担当者からはすぐに返事があり、サムターンのサイズ(つまみの厚さや長さなど)や写真を送ってほしいということだったので、すぐに必要な項目をメールで送りました。
すると、担当者からは「特殊サムターンホルダーの作成は可能です」との返答が! そこから2週間ほどで、うちの鍵用の特殊サムターンホルダーが送られてきました。
早速取り付けてみたところ、完全にピッタリ! これでゴムシートの摩耗を心配する必要がなくなりました。正直ここまでしてくれると思っていなかったので、驚きました。ありがとうSwitchBot!
取り付けやセットアップは簡単で、作業時間は2時間ほどですみました。
サムターンホルダーもピッタリハマっています。
指紋認証パッドの位置には迷いましたが、鍵穴の上に取り付けました。
指紋は最大で100個まで登録できるようなので、両手のすべての指紋を登録してもまだまだ余裕があります。(詳しい取り付け方法はコチラでご確認を)
指紋認証の精度も良好(指が濡れているときは感知しづらくなるので、雨の日はご注意を)ですし、解錠のスピードもまずまずで、ストレスは感じません。1年半くらいつかっていますが、電池は一度交換したくらいで、電池持ちはかなりいいです。(※公式サイトには「1日10回施解錠した場合、リチウム電池(CR123A)2本で約180日使用できます」と記載されています)
いまのところデメリットはあまり思い浮かびませんが、結構高い位置に指紋認証パッドを設置したため子供が大きくなったときに、開閉が難しいかもしれないというのと、突然電池が切れるのが心配ということくらいですかね。
マンションの出入り口にオートロックがある場合は、そちらの開閉で鍵は必要になりますが、一軒家やオートロックのない集合住宅の場合は、迷うことなく導入していいのではと思います。
Photo: もぎひでみ
Source: SwitchBot