スペースX、アメリカ宇宙軍の気象衛星を打ち上げ
スペースXは日本時間2024年4月11日に、アメリカ宇宙軍のミッション「USSF-62」の衛星を搭載した「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。衛星の軌道投入やロケット1段目の地球帰還を含めて、ミッションに成功したことをアメリカ宇宙軍とスペースXが報告しています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■打ち上げ情報:ファルコン9(USSF-62)
ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2024年4月11日23時25分【成功】
発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:WSF-M
USSF-62は、アメリカ宇宙軍(United States Space Force: USSF)がナンバリングしたミッション名です。今回のミッションでは、アメリカ宇宙軍の気象衛星「WSF-M」が打ち上げられました。WSF-Mは洋上の風向・風速、海氷の厚さ、積雪の深さ、土壌の水分といった気象データを取得するためのマイクロ波イメージャーと、宇宙天気を測定するためのエネルギー荷電粒子センサーを搭載しています。アメリカ宇宙軍はWSF-Mを2機発注しており、今回打ち上げられたのは1機目です。
■打ち上げ関連画像・映像
Deployment of USSF-62’s Weather System Follow-on - Microwave Space Vehicle confirmed pic.twitter.com/M9DX2A9XOW
— SpaceX (@SpaceX) April 11, 2024
■打ち上げ関連リンク
直近のロケット打ち上げ情報スペースXの「ファルコン・ヘビー」打ち上げ成功 米軍のスペースプレーン「X-37B」を搭載
Source
Image Credit: SpaceXSpaceX - USSF-62 MISSIONGunter’s Space Page - WSF-M 1, 2United States Space Force - WSF-M successfully launches from Vandenberg SFBBAE Systems - Weather System Follow-on - Microwave
文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部