いよいよあさって4月7日に徳島市長選挙投開票 両候補の終盤の戦いは【徳島】
前職と新人の一騎打ちとなった徳島市長選挙は、あさって4月7日に投開票が行われます。
両候補の終盤の戦いを取材しました。
任期満了に伴う徳島市長選挙に立候補しているのは、届け出順に無所属で新人の福山守候補(71歳)と、無所属で前職の遠藤彰良候補(68歳)の2人です。
元衆議院議員で無所属の福山守候補は、これまで多くの選挙を戦ってきた経験を活かし、徳島市内をくまなく周って有権者に支援を呼び掛けています。
そのために、子育て環境の充実に力を入れたいと訴えます。
(福山守候補(無・新))
「私は日本一の子育てができる環境づくり、それをやりたい。徳島市すごいよな、子どもを育てるのにこれだけのことをしてくれる自治体がどこにあるの、しっかり私も徳島市に行きたいわ。県内からでもいい、県外からでもいい、そういう若い人たちが来て、子育てをしてくれる。そういう社会をつくることが、私はこれからの徳島市の進むべき道だ」
また、徳島東工業高校跡地での小ホールなどの建設も公約に掲げています。
(福山守候補(無・新))
「武道館、体育館、そして小ホール、この併設。外には、スポーツパークとして本当に楽しい徳島」
福山候補は、国会議員などを務めた長年の政治経験を強調しています。
(福山守候補(無・新))
「いろんな国とのパイプもそうです。県ともパイプもあります。徳島市のことも全部分かります。私の売りは、やはり経験と実績だと思っている」
前市長で無所属の遠藤彰良候補は、元アナウンサーという抜群の知名度を活かし、交通量の多い国道沿いに立つなどしてアピールを続けています。
(遠藤彰良候補(無・前))
「きょうは4月4日、幸せの日です」
遠藤候補は、いまの市政の問題点は自分が一番よくわかっているとし、一社のみの応募で決まる市発注工事のあり方を、改めたいと訴えます」
(遠藤彰良候補(無・前))
「みんなが『これは公平な入札やっとるな』と思われることするのが普通なんですけど、それができていない。そんな簡単なことですら、市民の皆さんの不信感が募るような、そんなことばかりをやっているのがいまの徳島市政です。公平公正な徳島市になるように、全身全霊で努力していきます」
遠藤候補は、落選した4年前の市長選以降も徳島市政を見続けてきたと強調。
4日は一宮町や上八万町の住宅地を回って存在感をアピールし、浮動票の取り込みに力を入れていました。
(遠藤彰良候補(無・前))
「私は一度市長の経験があります。その後、落選しているんですけど、2回目に、私に期待してくださいと、こうお願いしているわけですよ。明るく元気に前向きに、皆さん私にチャンスを下さいということで、お願いをしていきたいと思っています」