HYBE「2024年 世界で最も革新的な企業50社」に選定！NewJeansの活躍にも注目
HYBEは19日（現地時間）、アメリカの経済専門誌「FAST COMPANY」が発表した「2024年 世界で最も革新的な企業50社（The World's Most Innovative Companies 2024）」に選ばれたと明かした。
「FAST COMPANY」は2008年から毎年、革新的な試みで産業や文化全般に影響を及ぼす企業を「最も革新的な企業50社」として発表している。革新的な50社の総合ランキングとともに、各産業別ランキングも選定して発表。HYBEは2020年と2022年にそれぞれ革新的な企業50社に選定されており、今年も名を連ねた。
「FAST COMPANY」はHYBEに対して、傘下レーベルであるADORのミン・ヒジン代表の戦略とNewJeansの活躍を選定の理由として挙げた。NewJeansが特有のアナログ的な雰囲気とR＆Bに近い楽曲、夢幻的なビジュアルで90年代の郷愁を呼び起こし、頭角を現したと評価した。また、NewJeansの独特なアイデンティティは「New Jeans」から「OMG」「Get Up」などのアルバムが世界的な人気を集め、NewJeansのメンバーが世界的なファッションブランドの広報大使として活動するのに影響を及ぼしたという。
「FAST COMPANY」は大人気グループになったNewJeansが音楽を最高の商業芸術に引き上げたと分析し、Apple、NIKE、コカ・コーラといった世界的なブランドがNewJeansとコラボする方法にも注目した。単純にブランドのキャンペーンにアーティストを出演させる方法ではなく、ブランドをNewJeansの世界へ引き入れ、新しい次元のキャンペーンを展開した。
Appleの「iPhone 14 Pro」で「ETA」のミュージックビデオを撮影し、安定したカメラの技術力を披露したり、コカ・コーラと「Zero」の音源・ミュージックビデオを共同作業し、CMと歌の境界をなくす試み、「Ditto」ミュージックビデオの中のワンシーンを再解釈し、NIKE製品を効果的に宣伝したなどの事例を挙げた。
NewJeansのアイデンティティ構築には、アートディレクター出身であるミン・ヒジン代表の感覚が功を奏したと評価した。ミン・ヒジン代表は「FAST COMPANY」とのインタビューで「グラフィックデザイナーからプロデューサーまで続いたキャリアは、イメージをグラフィックだけでなく音でも表現できる私だけの強みになった」と話した。
