【高松宮記念見どころ】馬場に泣いた昨年の鬱憤を晴らすトウシンマカオ
トウシンマカオは昨年の高松宮記念で上位人気に支持されながら大敗だが、馬場が影響してのもので敗因は明確。ここに向けて尻上がりに調整を上げていて、今年は結果を出したい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/24(日) 高松宮記念(4歳上・GI・中京芝1200m)
トウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞樹厩舎)は前走のオーシャンSで、スタートセンス良く好位置をキープし、前を行く馬たちを射程圏に入れ、追ってからの反応も抜群で鋭い決め手で抜け出した。昨年の当レースにも出走したが、道悪で切れ味を殺がれ度外視したい。鞍上にC.ルメール騎手を配してGI初Vの準備は整った。
ママコチャ(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)の前走・阪神Cは、終始力んでしまい伸び切れなかったが、昨年のスプリンターズSの優勝馬で実績は上位。スピードが勝ったタイプなので、今は1200mがベストのようだ。トウシンマカオより前で競馬ができる強みもあって逆転の第一候補。鞍上は川田将雅騎手。
ナムラクレア(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)は前走の京都牝馬Sではクビ差届かなかったが、4角10番手から脚を伸ばして2着。スプリント重賞4勝を挙げていて、昨年2着の雪辱を果たし、ここで悲願のGIタイトルが欲しいところ。鞍上は浜中俊騎手。
その他、重賞連勝でここへ臨むウインマーベル(牡5、美浦・深山雅史厩舎)、ラストランとなるメイケイエール(牝6、栗東・武英智厩舎)、前走のシルクロードSを圧勝したルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)などが頂点を狙う。発走は15時40分。