小林可夢偉とモリゾウが鈴鹿サーキットでコラボ!? 水素自動車から生まれるコーヒー&ドーナツを実際に味わってみた
水素の力で作った、こだわり満載の可夢偉コーヒーとモリゾウドーナツ
2024年3月9〜10日の2日間、三重県にある鈴鹿サーキットで「スーパーフォーミュラ」と「MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ」の開幕戦「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」が開催されました。
国内最高峰の2輪と4輪の開幕戦がおこなわれるということで、時折雪も舞う厳しい寒さのなか、会場である鈴鹿サーキットには多くのモータースポーツファンが足を運びました。
コーヒーとドーナツで夢の競演!? 鈴鹿サーキットでのイベントの様子を見る(27枚)
レースと合わせて鈴鹿サーキットのGPスクエア内の「SF NEXT50 ヴィレッジ」ではさまざまなイベントが開催されていましたが、そのなかのひとつが小林可夢偉選手と今年からチームに加わった福住仁嶺選手が所属する「Kids com Team KCMG」チームのブース「carrozzeria × Kids com Team KCMG ラウンジ」です。
ブース内では、カロッツェリアの「サイバーナビ」「楽ナビ」「ディスプレイオーディオ」「スピーカー」などの最新製品や、パイオニア「NP1」の実機展示、さまざまなカロッツェリア製品を搭載したジムニーとハイエースのデモカーも展示されており、多くの来場者でにぎわっていました。
そのなかでも特に注目されていたのは、同じくスーパーフォーミュラに参戦している「ROOKIE Racing」チームと共同で設置した「Kids com KCMG × ROOKIE Racing コラボブース」です。
可夢偉コーヒーとモリゾウドーナツ、実際に味わってみた!
「carrozzeria × Kids com Team KCMG ラウンジ」では、日頃からコーヒーにこだわりのある小林可夢偉選手の「レースに足を運んでいただくお客さまに、ゆっくりできる空間とおいしいコーヒーを提供したい」という思いから、FCEV仕様のトヨタ「タンドラ」から供給される電力を使って、コーヒーを来場者に振る舞う取り組みを昨年から実施しています。
その取り組みに今回、ルーキーレーシングがコラボ。モリゾウこと豊田章男チームオーナーの「(ドーナツを)罪悪感なく食べられたらうれしい」という思いから開発された「モリゾウドーナツ」がブース内で振る舞われることになりました。
「モリゾウドーナツ」は東京・元麻布にあるレストラン「EPICURE」のオーナーシェフである藤春幸治氏が開発し、グルテンフリーでおいしさとヘルシーさを併せ持ったドーナツとのこと。このドーナツを作るキッチンカーも、海外仕様のハイエースをベースにFCEV化された車両から供給される電力を使う特別仕様です。
実際に会場にて揚げたての「モリゾウドーナツ」を食べてみたところ、表面はサクサクで中はとてもモチモチとしており、味付けはシンプルながら、しっかりと食べ応えと満足感もありました。グルテンフリーでヘルシーな点に魅力を感じる人も多いと思われました。
あわせて、小林可夢偉さんこだわりのブレンドコーヒーをホットでいただいたところ、焙煎(ばいせん)された豆のとてもいい香りと、ブラックでありながらどこか少し甘味を感じるマイルドな味わいで、モリゾウドーナツとの相性も抜群でした。
会場内では、それぞれのアンケートやクイズに答えることでこの2つを無料で提供してもらえる形となっており、朝から多くの人たちが集まってコーヒーとドーナツを堪能する姿が見られました。