「私みたいな価値観だと子供産んだら自分が苦しい」 元SDN光上せあら、子が触れたパン「全買取」めぐる批判の声に「ぐさっときた」
元SDN48のメンバーで実業家の光上せあらさんが2024年3月7日にブログを更新し、自身に寄せられた批判に言及し、子連れへの社会の厳しさについて考えを明かした。
光上さんは5日にブログで、病院内のカフェに入った際、子どもが商品のサンドイッチを触って形を崩してしまい、「全買取」になったことを報告。その際、店員からの指摘で買い取ったとして、「自分から言い出せなくてすみません」と反省の意も記していた。
「ちょびっと偉そうな?気持ちがあったのかも」
光上さんはブログで、5日のブログ記事がインターネットニュースに取り上げられたことに触れ、子育て中という人からの「この人の意見信じられない」とするコメントに「ぐさっときた」と言及。「確かに私は2歳、3歳のワンオペ病院が大変すぎて自分達以外が見えてなかったのかなぁ」と反省した。
自身の行動について「自分の子供が何かやらかさないか命の危険がないか」に気を取られすぎていたかもしれないと言い、「常にちょこまかして小さな事件が起きているから(叫んだり、拾ったり不安)全てのケアしきれてなかった」と振り返る。
また、「子育てしていて大変 子供連れているから大変」「泣いたりしても許してもらえたら助かる...ってちょびっと偉そうな?気持ちがあったのかも」といい、「その気持ちが良くなかったのかなと、、悶々とした」と心境を明かした。
「今はまだ、子供に厳しい世の中なんだ」
一方で、「けど、カフェに行く事が悪いのか?絶対違う!そして子供NGなカフェではなかった!」と断言。「確かに今回はアクシデントが起きた!」としつつ「毎回こんな事が起きるわけじゃない!誰にも迷惑かけない日もある!もち、迷惑かけてしまう日もある!」と吐露した。
光上さんは周囲に迷惑をかけてしまった際に「親、ちゃんとしろよ!責任取るの当たり前!」といった厳しい言葉をかけられることに、「毎日子育てを必死に頑張って、子供にも色々イヤイヤされ更に周りからも言われるとドーンと来る」と明かす。
「もう充分日々落ち込んでおりダメな親だと思ってます!」として、「ダメな親はお出かけしてはいけないのだろうか」「子連れだと迷惑かけるからカフェに行けないとかコンビニ入るの怖いスーパーも死に物狂いってそんな世の中はどうなのか?」と疑問を投げかけた。
さらに光上さんは「もうこれ以上子供産めないのかも」「私みたいな価値観だと子供産んだら自分が苦しい」と思いを吐露。「どこかで助けてもらえたら嬉しい 叫んでも許してもらえたらたすかるなぁって、正直思ってる」「みんなで国の宝の子供を育ててくれると日本はそんな国だと期待してる」といい、「希望はある」としつつも「今はまだ、子供に厳しい世の中なんだ」と考えを述べた。
続けて、「もっと国とか地域でみんなで子供を育てるそんな雰囲気を持つのは難しいのだろうか?」と疑問を呈し、「赤の他人の子供でも大きな人間が小さな人間を守ったり愛でたり時に叱ったりそんな世の中になったらいいなぁとは思う」と希望を伝えた。