実は生徒役で「GTO」に出ていた人気俳優とは?
26年ぶりに新作スペシャルドラマとして復活する「GTOリバイバル」(カンテレ・フジテレビ系、4月1日よる9時〜)。1998年に放送された反町隆史主演の連続ドラマ「GTO」には、小栗旬、窪塚洋介、藤木直人など現在も活躍する人気俳優たちが出演しており、スペシャルへの出演も発表されているが、この他にも初々しい姿の人気俳優たちが出演していた。
「GTO」は、藤沢とおるの同名漫画を原作に、元暴走族の高校教師・鬼塚英吉(反町)が、破天荒な指導で生徒たちとぶつかり合い、教育現場に風穴を開ける学園ドラマ。本作がきっかけで交際し、のちに結婚した松嶋菜々子がヒロイン・冬月あずさを演じ、ドラマスペシャルや劇場版も展開された。また、反町が歌う主題歌「POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」も共に一世を風靡(ふうび)した。
連続ドラマ「GTO」の第10話には、他校の生徒役として、本作がフジテレビドラマ初出演だったという玉木宏の姿が。友人の彼女という鬼塚のクラスの主要キャラクターの一人・相沢みやび(中村愛美)と挨拶を交わすシーンに登場している。
また、このドラマの大ヒットを受け、反町以外のキャストが一新され、1999年には劇場版『GTO』も公開。主な生徒役として田中麗奈、笠原秀幸、新聞記者役で藤原紀香が出演しているが、物語の序盤に、笠原演じるいじめられっ子の市川楽をカツアゲするも、鬼塚の返り討ちにあい、ガス欠となった鬼塚のバイクを学校まで運ぶはめになるいじめっ子2人組の1人・河原崎一郎太役で妻夫木聡が出演している。今やトップ俳優に成長した彼らの初々しい姿に注目して観るのも面白い。(高橋理久)