なでしこ激闘の裏で…アジアからのパリ行きもう1枠はオーストラリア、2戦合計衝撃の13得点
パリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選第2戦が28日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表を2−1で撃破。第1戦をスコアレスドローで終えていたことから、2戦合計スコアは2−1となり、なでしこジャパンは2大会連続6度目のオリンピック出場を決めていた。
東京の『国立競技場』でなでしこジャパンが激闘を制した裏では、アジアからのパリオリンピック2024出場を目指す“もう1枠”の戦いが繰り広げられていた。パリオリンピック2024の女子サッカー競技には計12カ国のチームが参戦するが、AFC(アジアサッカー連盟)に振り分けられた枠は2つ。最新のFIFAランキングでアジア最高位の8位につけるなでしこジャパンは、9位と肉薄する北朝鮮女子代表と対戦していたが、もう1つの対戦カードでは、12位のオーストラリア女子代表と47位のウズベキスタン女子代表が相対していた。
第1戦はウズベキスタン女子代表のホーム『ブニョドコル・スタジアム』にて24日に開催され、アウェイチームのオーストラリア女子代表が3−0と先勝。オーストラリア女子代表のホーム『ドックランズ・スタジアム』で28日に行われた第2戦では、オーストラリア女子代表が衝撃の10−0というスコアを記録していた。
山下良美主審を筆頭に日本人審判団が担当した試合は、キックオフ直後の1分、オーストラリア女子代表が敵陣でのボール奪取から細かくパスを繋ぐと、ボックス右のスペースで前を向いたケイトリン・トーピーが相手のオウンゴールを誘発。直後の5分にはゴール前で右からの折り返しを受けたミシェル・ヘイマンが追加点。その後も驚異的なペースで得点を積み重ね、前半終了時にはヘイマンが4得点を挙げるなど8点差をつけていた。後半にも2点を追加し、終わってみれば10−0でタイムアップ。2戦合計では13点差をつけたオーストラリア女子代表が、3大会連続5回目のオリンピック出場権を勝ち獲っていた。
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の共同開催国でもあったオーストラリア女子代表は、同大会や東京オリンピック2020で4位に入った強豪。チェルシーに所属しているFWサム・カー(※現在は負傷により長期離脱中)、マンチェスター・シティに所属しているFWメアリー・ファウラー、アーセナルに所属するFWケイトリン・フォードなどヨーロッパの最前線でプレーする選手も数多く揃えている。
ここからなでしこジャパンはパリオリンピック2024本大会での金メダル獲得に向けて活動をしていくが、初の優勝を目指すなでしこジャパンにとって、同じAFCに籍を置くオーストラリア女子代表が最大の“ライバル”となるかもしれない。
東京の『国立競技場』でなでしこジャパンが激闘を制した裏では、アジアからのパリオリンピック2024出場を目指す“もう1枠”の戦いが繰り広げられていた。パリオリンピック2024の女子サッカー競技には計12カ国のチームが参戦するが、AFC(アジアサッカー連盟)に振り分けられた枠は2つ。最新のFIFAランキングでアジア最高位の8位につけるなでしこジャパンは、9位と肉薄する北朝鮮女子代表と対戦していたが、もう1つの対戦カードでは、12位のオーストラリア女子代表と47位のウズベキスタン女子代表が相対していた。
山下良美主審を筆頭に日本人審判団が担当した試合は、キックオフ直後の1分、オーストラリア女子代表が敵陣でのボール奪取から細かくパスを繋ぐと、ボックス右のスペースで前を向いたケイトリン・トーピーが相手のオウンゴールを誘発。直後の5分にはゴール前で右からの折り返しを受けたミシェル・ヘイマンが追加点。その後も驚異的なペースで得点を積み重ね、前半終了時にはヘイマンが4得点を挙げるなど8点差をつけていた。後半にも2点を追加し、終わってみれば10−0でタイムアップ。2戦合計では13点差をつけたオーストラリア女子代表が、3大会連続5回目のオリンピック出場権を勝ち獲っていた。
FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の共同開催国でもあったオーストラリア女子代表は、同大会や東京オリンピック2020で4位に入った強豪。チェルシーに所属しているFWサム・カー(※現在は負傷により長期離脱中)、マンチェスター・シティに所属しているFWメアリー・ファウラー、アーセナルに所属するFWケイトリン・フォードなどヨーロッパの最前線でプレーする選手も数多く揃えている。
ここからなでしこジャパンはパリオリンピック2024本大会での金メダル獲得に向けて活動をしていくが、初の優勝を目指すなでしこジャパンにとって、同じAFCに籍を置くオーストラリア女子代表が最大の“ライバル”となるかもしれない。