現役時代のピーター・アーツ氏(撮影は1997年)【写真:Getty Images】

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ミットに向かって重い一撃

 格闘技「K-1」で“20世紀最強の暴君”の異名を取った伝説の王者ピーター・アーツ氏が自身のインスタグラムを更新。ミットに向かってハイキックを放つ動画を公開した。食らった相手が文字通り吹き飛んでしまうほどの威力に、元K-1戦士も「ダイナマイトだ」と反応。海外ファンは「いまだ健在だ」と驚愕している。

 53歳でも威力は健在だ。ジムのような屋内の施設で黒いTシャツに短パン姿のアーツ氏。斜め前方でミットを構えた人物に向かって右ハイキックを放った。「ウゥゥシ!」と声を出しながら繰り出した一撃は、ミットを持っていた人物を吹き飛ばすほどの勢い。2発目でも結果は同じで、数々の猛者をなぎ倒してきた伝家の宝刀は錆ついていなかった。

 アーツ氏は自身のインスタグラムに「求めれば…受けることになる」と記して実際の動画を公開。元K-1戦士のマーク・ハント氏が「いまだにダイナマイトだな」と反応した他、海外ファンからは「いまだ健在だ」「俺もピーター・アーツ相手にミットを抱えていられる気がしない」「なんてレジェンドだ」「吹き飛ばされたとしてもピーター・アーツ相手にミットを持てれば光栄だよ」とコメントが寄せられていた。

(THE ANSWER編集部)