坂元達裕への顔面エルボーが物議…コヴェントリー監督は「重傷になりえた」 敵将は「故意じゃない」
英2部コヴェントリーで活躍する坂元達裕。
2-1で勝利した11日のミルウォール戦では相手選手から顔面にエルボーを食らうシーンがあった。
坂元は相手DFジョー・ブライアンから肘打ちを食らったものの、主審がイエローカードすら提示しなかったことはSNS上で物議を醸し、コヴェントリーがFAに訴える事態になった。
『Coventry Telegraph』によれば、コヴェントリーのマーク・ロビンス監督は「試合終了まで誰も見ていなかったと思うが、その後、SNSで拡散された。火曜にジェイミー・アレンを頬骨骨折で失ったのは喜ばしいことでなかったが、全く同じことになっていたかもしれない。タツはとても幸運だった。重傷でもおかしくなかったからね」とこう話していたそう。
一方、ミルウォールのジョー・エドワーズ監督は、『Southwark News』でこう述べている。
「ブライアンは彼(坂元)を意図的に傷つけに行く意思はなかったと言っていた。暴力的行為とみなされるのは理解できる。遡及的な(処分)はいつもフラストレーションが溜まる。だが、ブライアンはわざとやるような選手ではない。なぜそう判断されたのかは分かるがね」
コヴェントリーが訴えたことで、FAはブライアンに3試合の出場停止処分を科している。