噂に違わぬ豪華さ!

機内に「シャワー室」

 アラブ首長国連邦のドバイに本拠を構えるエミレーツ航空が、新仕様の「エアバスA380」を2024年1月に成田空港で公開。A380は総2階建ての胴体を持つ超大型旅客機で、エミレーツ航空のものは非常に豪華な客室仕様から、「空飛ぶ宮殿」とも呼ばれています。

 その機内に入ると、まさに「空飛ぶ宮殿」な豪華設備の数々を目の当たりにしました。


エミレーツ航空のエアバスA380(画像:エミレーツ航空)。

 この新仕様機は成田〜ドバイ線のほか、2024年6月より関西〜ドバイ線にも投入される予定です。ちなみにA380が関西空港便を担当するのは、2020年1月以来、約4年半ぶりになります。

 機内は既存のファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスに加え、新たにプレミアム・エコノミーも設けられています。各クラスの座席もさることながら、「空飛ぶ宮殿」のアイコニック的存在となっているのが、2階席のファースト・ビジネス利用者が使用できるラウンジと、ファーストクラス利用者が使用できるシャワー室(シャワースパ)です。

 ラウンジには旅客機らしからぬ本格的なバーカウンター、その両端には向かい合って座れるソファ席とテーブルなどが用意されています。シャワー室は2階席最前方に位置し、内部にはシャワーブースはもちろん、トイレ、大型の洗面台があり、まるで空港ラウンジのシャワー室のようなつくりとなっています。

【映像】ナニコレ…これが「空飛ぶ宮殿」の機内です