ケルビン・キプタム【写真:ロイター】

写真拡大

男子マラソンのキプタム、昨年2時間0分35秒をマーク

 男子マラソンで2時間0分35秒の世界記録を保持しているケルビン・キプタム(ケニア)が11日、交通事故で死去したと複数の海外メディアが報じた。昨年10月のシカゴマラソンで世界記録を打ち立てたばかりの24歳。世界陸連も公式Xで追悼し、海外ファンにも悲しみが広がった。

 キプタムは昨年10月、シカゴマラソンで2時間0分35秒という世界新記録を叩き出して優勝。2時間切りの偉業も期待する声が上がっており、パリ五輪でも金メダル候補に挙がっていた。

 世界記録を保持する現役ランナーの死去という衝撃的なニュース。世界陸連公式X(旧ツイッター)でも「マラソン世界記録保持者のケルビン・キプタムが日曜日に交通事故により24歳で亡くなったと聞き、深い悲しみを感じている」と追悼された。

 海外ファンにも悲しみが広がり、「なんて悲しいニュースなの。安らかに、ケルビン」「悲劇だわ」「キプタムの思い出がいつも恵となりますように」「悲しすぎる」「こんなにも若くて、才能に溢れた魂の持ち主を、とても痛ましく思う。すべては可能であるというインスピレーションを多くの人に与えてくれた」「ショックだわ…若すぎるよ!安らかに」「亡くなってしまった。でも一生忘れない」「完全にショック」と投稿が相次いでいた。

(THE ANSWER編集部)