デビュー戦を快勝したアルセナール(ユーザー提供:グチマサさん)

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 C.ルメール騎手がアルセナール(牝3、美浦・木村哲也厩舎)で、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)の7年ぶり4勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまでクイーンCに10回騎乗。06年のコイウタ、16年のメジャーエンブレム、17年のアドマイヤミヤビで3勝を挙げている。

 今年のパートナーはアルセナールだ。昨年のマイルCSを制したナミュール、一昨年のアルテミスSを制したラヴェルの半妹となる血統馬。ルメール騎手が騎乗した昨年11月の新馬(東京芝1600m)はゴール前で鋭く伸びて、1馬身の着差以上の完勝だった。今回は当時以来の実戦、しかも重賞初挑戦となるが、血統や初戦の走りを見る限り、十分に通用していい。

 木村厩舎とルメール騎手のタッグといえばイクイノックスはもちろんだが、現3歳世代の牝馬にもレガレイラ、チェルヴィニアと逸材が揃っている。アルセナールには一歩先を行く同級生に慌てさせるようなパフォーマンスを期待したい。