日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず１つや２つ存在する。

しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。

例えば、愛知県・安城市にある「北京本店の北京飯」や広島県・広島市にある「陽気のラーメン」、石川県・金沢市にある「グリルオーツカのハントンライス」、新潟県・新潟市にある「みかづきのイタリアン」、大阪府・大阪市にある「かどやの豚足」、長野県・上田市にある「日昌亭の焼きそば」北海道・札幌市にある「だるまのジンギスカン」などなど、さまざまな美味しいグルメがキラボシのごとく日本各地に輝きを放って存在している。

そんな絶品の地方グルメの中から、今回は滋賀県大津市にある、絶品のしゃぶしゃぶをご紹介したい。

お店の名前は「おゝ杉」だ。

・他では味わえない絶品のしゃぶしゃぶとは？

こちらのお店、滋賀県大津市のJR大津駅から10分ほど歩いた場所にひっそりと佇んでいる。

見た目には穏やかで、隠れ家的なお店となっているのだが、中に入ると大勢のお客様で一杯となっており、連日予約で満席なのだ。

その理由は絶品の鰻を使ったしゃぶしゃぶ。

・至高のうなぎしゃぶしゃぶとは？

こちらのお店では、様々な琵琶湖の美味しいお魚を味わうことができるのだが、中でも非常に素晴らしいのが鰻のしゃぶしゃぶだ。

まず鰻だが、運が良ければ琵琶湖の天然物の鰻を味わうことが可能だ。

提供されるウナギの身は、ハモの骨切りのような形で、丁寧な手仕事が加えられている。

それをたっぷりのダシ汁をはった鍋でゆっくりと火を通していく。

ウナギの身はゆっくりと丸くなり、たっぷりの旨みと脂が鍋に広がっていくのだ。

出来上がったウナギの身をまずはワサビだけで味わってみてもらいたい。

ダシ汁によって程よく火の入ったウナギの身は柔らかでいて、それでしっかりと歯を弾き返してくれる、強壮を感じる味わい。さらに噛み締めるたびに、旨みと脂をたっぷりと感じることができる。

さらに特製のポン酢で味わえば、さっぱりとした後味で、いくらでも食べられると思ってしまうほどなのだ。

最後は美味しいウナギの旨みを余すことなく雑炊でいただく、まさに至高の鍋料理がここにはあるのだ。

・美味しいメニューがめじろ押し
ウナギのしゃぶしゃぶだけではないのが、こちらのお店のすごいところだ。

ミンク鯨の頬肉のお刺身に、

琵琶湖産の稚鮎の天ぷら、

松茸の土瓶蒸しに、

ハモの天ぷらなどなど、その季節の素晴らしい食材の美味しさを、心ゆくまで堪能できるのだ。

もし、仕事や旅行で関西エリアを訪れたのであれば、絶品のうなぎのしゃぶしゃぶを味わってみてはいかがだろうか？

きっとそこには、技術の粋と琵琶湖の素材の粋を集めた、至高の味わいがあるに違いないのだ。

＜お店の情報＞
お店　おゝ杉
住所　滋賀県大津市中央3-4-30
営業時間 17:00〜23:00

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