掲載:THE FIRST TIMES

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シンガーソングライターのmiletがニューシングル「Anytime Anywhere」をリリースした。昨年の9月にスタートしたアニメ『葬送のフリーレン』で異例の2クール連続起用となるEDテーマ「Anytime Anywhere」と4話連続放送となった初回放送の特別EDテーマ「bliss」をコンパイル。原作コミックのファンで、「メロディが溢れてきてとまらなかった」というmiletに“フリーレン愛”をたっぷりと語ってもらった。

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■エバン・コールさんからこの曲が本来、持つべき姿みたいなものを提示してもらった気がして

──現在は2クール目に入っているアニメ『葬送のフリーレン』のエンディングを歌うことが決まった当初はどんな心境でしたか。

私、そこまで “漫画っ子”というわけではないんですけど、『葬送のフリーレン』は“マンガ大賞”も獲ったりしていたので、もともとから読んでいたマンガで、このお話自体が好きなんですね。元々ファンタジーとか、魔法が使われている物語が好きなので、いい曲かけるっていう自信はすごくありました(笑)。なので、いちファンとして、すごくうれしくて。しかも、今回、「Anytime Anywhere」は編曲で、「bliss」は作曲でエバン・コールさんに入っていただきました。いろんなアニメを見ていて──例えば、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』をはじめ、“うわ~、いい曲だな~”と思ったらエバン・コールさんの作品だっていうことがよくあったんですね。だから、すごく楽しみに曲を書き進めました。エバンさんから戻ってきた編曲が、自分が想像していた曲の姿とはいい意味で全然違っていて。この曲が本来、持つべき姿みたいなものを提示してもらった気がしました。すごく勉強にもなりましたし、エバンさんとご一緒できて良かったなって思いました。

──先ほど、ファンタジーが好きだとありましたが、『葬送のフリーレン』では特にどんなところに惹かれましたか。

主人公が最初からチート級に強いから、最強になることじゃなくて、人間の気持ちを知りたいっていうのが目的になってるんですよね。どうして人が涙するのか。その涙の意味を知るための旅っていうのが、今までにはなかった角度でのネオファンタジーだなと思って。

──主人公のフリーレンは1000年以上生きてる長命なエルフ族です。

私は人間だから、人の気持ちとか、自分の気持ちが移り変わる理由もわかるけど、人間じゃない目線に立って楽しめるアニメでもあるなって。私は動物も好きだから、もしかしたら人間以外の生き物──動物もこういうふうに人の気持ちを観察するのかなっていう面白い視点もある。昨日は特に、アニメも放送されて、リアルタイムで見てたんですけど。

■語り継いでいく美しさもあれば、忘れていくこともまた美しいなって

──そうなんですね。16話「長寿友達」がオンエアされたところでした。

いつも原作のコミックを読みながら、アニメを見たりしてるんですけど、原作は原作の良さがあって、アニメはアニメの違う良さもあるんですよね。昨日でいうと、“忘れること”と“忘れないこと”に関しての哲学的な観点が面白くて、はっとさせられました。語り継いでいく美しさもあれば、忘れていくこともまた美しいなって思ったりして。人間として忘れるっていう行為は自然であって、逆に忘れないっていう行為は、ちょっとエゴも入ってるから自然じゃないのかな。そういうことを考えさせられつつ、フリーレンはいつしか語り継いでいくっていう仕事を引き受けたりする。少しずつだけど人の気持ちを知って、どうして人間が忘れたくないのか、大切な人を思い出として残していたいのかっていう気持ちに気づいていく。変わっていくフリーレンを見ていくっていうのも面白いですね。アニメ化されて本当に良かったなって思う作品です。

──原作ファンとして、アニメ化されて良かったなと思うのはどんなところですか。

まずは、声優さんが本当に素晴らしいです。特にフリーレンの声!思い出の中のフリーレンは50年前くらいですね。かつての仲間である勇者・ヒンメルたちといた頃と、今、旅してるフリーレンの声の表情からしても違うし。いや、あれはすごいですよ。

──種田敦美さん、アーニャ(アニメ『SPY×FAMILY』)でお馴染みですが、勇者(『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のダイ)や魔法使いの弟子の方(アニメ『魔法使いの嫁』のチセ)もやったりしてますし。

そうですよね。あと、フリーレンの1000年以上生きるエルフっていう生き物の時間の経過みたいなものもアニメではより表現されていて。最初に「金曜ロードショー」で4話分放送されたときのゆったりした時間の流れ方みたいなものって。あれを考えた人は天才だな!と思いました。私は、いろんな人と4話を見る旅をしたんですよ。

──あははは。そんなことしてたんですか。

どんな意見を持つんだろうと思って。ゆったりとする時間もあれば途中から戦いがあって、ヒートアップしていって。そのときのスピード感とのギャップで、より時間の流れ方が鮮明に感じられたんですね。まったく焦りがないんですよ。すごい新鮮な時間の流れを感じられるドラマであるなと思いました。…あと…。

──どんどん出てくる!

ふふふ。アニメになって挿入された新しいシーンもあるので、そこでストーリーが補完されていくっていうのもあったり、どこをとっても書き込みがすごかったり。背景もすごいし、アーティストへのリスペクトを感じます。アニメの中でも1枚絵が描かれていたり、作画のアベツカサさんの女神様の絵がCGで動くようになっていたり。ただのファンなので、語り続けちゃうんですけど。

──(笑)それでいうと、初回の特別EDテーマ「bliss」では、悠久の時や広大な景色が音楽でも表現されてるように感じました。

そうですね。エバンさんからこの曲が送られてきたときは完全なる大自然が一瞬で思い浮かびました。本編ではまだ2回しか流れてないんですけど、ぜひ聴いていただきたくて」

──「bliss」はどんなテーマで制作していったんですか。

アニメのスタッフさんからは「フリーレンの世界で歌い継がれている歌として書いてほしい」っていうリクエストがあったんです。なので、普遍性と抽象性みたいなものを大事にしながら書いた曲でもあって。どの時代でも守りたいものとか、愛すべきものみたいなものがある。その普遍性っていうもの聴いてくださる方にもわかりやすく、でも、深く捉えてもらえるように言葉を紡いでいくっていうのは、ある意味、難しい作業ではあったんですけど、エバンさんの音に触発されて、自然の情景だったり、夜空だったり、いろんなものが浮かんできたなと思います。

■私が語り継いでいきたいものを描いたんですけど、一つのキーワードは花というものがありました

──「bliss」というタイトルを日本語で訳すとしたら。

生きる歓びですかね。さっき、時間の流れ方の話をしましたけど、フリーレンと人間では時間の感じ方が違うし、人によっても変わるなと思うんです。生きる時間の長さも、寿命もあれば、病死や事故死もある。決して平等ではない時間の中で、全てを網羅して“生きる”っていう言葉があって。命が一つというのは平等だし、生まれてきて死ぬこともみんな一緒だから、その中で私が語り継いでいきたいものを描いたんですけど、一つのキーワードは花というものがありました。

──どうして花でしたか?

原作の中でも大切にされているテーマの一つであって。ヒンメルとの思い出の“蒼月草”だったり、お師匠さんが好きな花畑を作る魔法だったり。それがある意味、私には不思議にも思えて。花の命も短いじゃないですか。魔法が使えるのに、枯れてしまうし、なんで儚いものをあえて生み出そうとするのかとか。私は、それは、花が咲く瞬間も、咲いている瞬間も、枯れていく瞬間も美しいからなんじゃないかと思って。

──うん、うん。

人は自分が死んだらどうなるか自分自身はわからないんじゃないですか。でも、花が枯れていく瞬間を見ると自分の人生が凝縮されたものを見られる気がしてて、私も花っていうものが好きなんです。でも、風が吹いたり、虫が花粉を運んだりして、いろんな種を受け継いでいって、新たに命を生み出して、また花が咲いてく。そういう循環していくところにもすごく生命を感じるなと思って、花っていうのは一つテーマでもありました。あとは、繋げていくということが、自分のためだけの人生ではなくて、自分を誰かの中に残して、その人に生きていってもらうっていう。

──それも循環ですね。

その人が自分のことを誰かに話す。ある意味、伝説を語り継ぐようなものですけど、その存在の仕方。死んでいるのにずっと生き続けていくようなことができるのも人間だからだなとも思うんですね。忘れることも美しいし、語り継いでいくこともまた美しいって思いながら、歌を書いていって。

──受け継ぐってことを歌ってますけど、今、フリーレンと旅をしている弟子のフェルンの視点で書いたわけではないんですね。

そうですね。誰か特定ではなくて、むしろ自然とか大地とか。フリーレンで言うと星空が象徴的だなと思うんですけど、自然が人を包んでいるような感覚。誰よりも長く生きて、誰よりも世界を見ている空だったり、大地だったりっていうものが見る人間の姿っていうものを私はなんとなく意識して書きましたね。

──実際にアニメで流れたときはどう感じました。

ゾワっとしましたね。本編がすごかったのもあるんですけど、エンディングの絵も本当に素晴らしくて。とにかく音楽への愛を感じました。アニメ制作の方々がこの音楽を完全に一つの輪の中に入れて、大切なキーにしてくれているなっていうのを感じたので、ものすごくうれしかったし、温かさを感じました。やっぱり私は、この仕事をしていて、物語の中の一つのパートになるっていうことにいちばんの幸福を感じるんですね。なので、本当にこの2曲とも、素敵な映像を重ねていただいて、もう言葉が出ないぐらいうれしいです。

──また、「Anytime Anywhere」が2期連続でエンディングで使われることに関してはどう感じてますか。

なかなか最近のアニメでは珍しいですよね。でも、ある意味、フリーレンの世界を包み込めているのかなとも思いますし、この曲が余韻で残っていていいんだっていうのを認めてもらえた気持ちもあります。何よりこの曲、私自身、すごく好きなので、本当にうれしくて。1クール目と2クール目でこの曲の使いどころが変わるので、聴きどころも変わっていくと思うんですけど、私もフリーレンを見ていて一緒に旅をしているような気持ちになっているので、まだ旅を続けていいんだって思うと、本当に毎週が楽しみです。

■デビュー前から一緒に曲を作ってる(野村)陽一郎さんにギターを弾いてもらいながら作った

──話せば話すほど、フリーレンへの思いが伝わってきます。ずっと笑顔で話している様子を皆さんにお見せできないのが残念なくらいですが、この曲は作曲も手がけてます。

デビュー前から一緒に曲を作ってる(野村)陽一郎さんにギターを弾いてもらいながら作ったんですけど、フリーレンに対しての音が溢れてきちゃって。ギターの伴奏だけで、すごく良いメロディたちがたくさん生まれて。もしかしたら、形を変えて今後出てくるかもしれないっていうぐらい、アイデアがとまらなかった、思いが溢れてしまった制作だったなとは思います。メロディを録音しているときに、忘れないようにメロディのイメージをメモするんですけど、“名曲”とか、“これぞ名曲”とか、“こっちの方が最高”って名前がついてます(笑)。

──あははは。どれがどれかわからなくなるじゃないですか。

わかんなくなるんです。だから、結局、もう1回、聴くことになるんですけど、それぐらい満を持していいものが出来たなとずっと思っていて。いつも以上に難しい曲できたなとも思っちゃったんですけど、高低差だったり、世界観だったりっていうのは、全部本当に物語に引き出してもらったなとも思いますね。

──ダイナミックですよね、本当に。そこからエバンさんの編曲をお願いして。最初に想像していたものとは違うものが返ってきたとおっしゃってました。

私と陽一郎さんと中村(泰輔)さんで作っていたときのコード感と、エバンさんが作ってくださったコード感は全然違うコード感で作ってくださったんです。切なさだったり、フリーレンがひとりで歩いている世界観をわかりやすく作りたくてマイナーコードをベースに作って出していたんですけど…反省しました(笑)エバンさんの伴奏が返ってきて、フリーレンを包んでいた世界は、もっとこんなに優しくてよかったんだって気づいて。そのくらい、本当にフリーレンを囲んでいた仲間たちが浮かび上がってくるような音で返してくださって。

■大切な人は私の中で生きてるんだって思うんですね。それは、この作品を読んでも思った

──歌詞では、かつての仲間達とまた巡り会いたいという願いが込められるように感じました。

そうですね。私としては、会えなくなってしまったからといって、存在が消えるわけではなくて。いなくなっても、大切な人は私の中ではずっと生き続ける。姿を忘れてしまっても、声も忘れてしまっても、その人がいたっていう事実は残るし、その人と過ごした思い出の温かさが残っているだけで、大切な人は私の中で生きてるんだって思うんです。それは、この作品を読んでも思いました。私自身もずっとそうやって、いなくなった人たちを心の中で生かし続けているところもあるんですけど、それが重なったと思います。フリーレンも旅をして出会った人たちに、また会いたくなって、巡り会えたらいいなって思うはずだよなとか思ったりして。今、大切な人を目の前にしているのに、もしもその人たちがいなくなってしまったらという事を考えてしまうときもあるんです。幸せで、楽しくて、大切だからこそ、失うときのことを考える。そこで思うのは、人間じゃなくてもいいし、例えば、今の家族は家族じゃなくてもいいし、どんな形でもいいから、巡り会えたらいいなってすごく思います。そう思えるぐらい、今は愛おしいんですよね。そんな私が思う“今”と“今まで”と“これから”の生き方みたいなものを、フリーレンを読んだことで感化されて考えさせられました。

──MVはアニメバージョンと、出演バージョンどちらも公開されてますが。アニメの方はどうでした。

いや~、泣きました。

──あははは。

すごくうれしかったです。すごく自然に繋がれていて、あれこそ本当に音楽を理解して、音心がないとこんなに感動させるものは作れないと思うんですよね。音をすごく理解してくれて、しかも、言葉も読み取ってもらえた、愛のある映像を作ってもらえて、すごく報われた気持ちがしました。伝わっているっていうのも。もちろん本編のアニメーションでも思うんですけど、愛情がとにかく深いな。どれだけ時間かけてるんだろうって恐ろしくなるぐらい、見ていて、熱量を感じます。

■魔法も使えたりするような人間と、ちょっと幻想的な生き物との異種の交わりを描きたかった

──ご自身が出演したほうは、「情熱大陸」が密着しているときに撮影されてましたね。

いつもはMVの原案にちょっと意見するくらいだったんですけど、今回はもう、全編を通して、ゼロから物語を提案させてもらって。QQQという監督さんと作って、CGは完全にお任せしたんですけど、魔法も使えたりするような人間と、ちょっと幻想的な生き物との異種の交わりを描きたかったんです。いろんな見方をしてもらいたいので、そんな具体的には言わないんですけど、二つの種は交わることで、お互いの姿は消えてしまうんだけど、それが星のように大地に降り注いで、命が広がって、花になったりする。自分たちが犠牲になることで、新たに命を産んでいくっていう生命の循環みたいなものを表したいと思って。いちばん最後の花は完全にフリーレンの“蒼月草”のインスパイアですけど、アナザーストーリーのような気持ちで作った話でもあります。

──ロケーションも素晴らしかったですね。

山口県の秋吉台をメインに撮りました。景清洞というところでは、ここで映像を撮った人は少ないと言われるほど美しく神聖な場所でした。本当に詰め込んだ撮影だったんですけど、おかげさまですごく壮大な映像を撮ることができました。完成したのを見て、うれしかったですね。思っていたもの以上の形で出来上がったっていうのもありますし、いろんなところに思いを込めたんですよ。衣装一つひとつ、親指、中指、小指に書いたネイルのドットにも全部意味があって。横に広げると、私とあなたと空で一つで繋がるっていう。

──手話のようなものもしてますよね。

そうなんです。私と真珠のような生き物だけのコミュニケーションとして、秘密の言葉のようなものとして作っていて。あれで私たちは言葉がなくても会話をして、意思を疎通させることができる。勝手に作っちゃったんですけど、いろんな意味があるので、私は私の込めた意味を知ってるけど、どんな捉え方をされてもそれが正解なので、いろんな気持ちで見てもらえたらなっていうふうに思います。

──カップリングについても聞かせてください。「Higher」は日産自動車90周年CMソングになってます。

90年って本当にすごいなと思います。走り続けて愛され続けて、形が変わりながら、それを受容されていって、模索していって、一歩先、二歩先まで見て作り続けているっていうのは、やっぱり物を作る人間にとってもすごく刺激的だし、その姿勢っていうのは、もう尊敬しかないですよね。私も最近、よく自分で車を運転するんですけど、運転しながらも聴きたくなるような曲も作りたかったんです。

■つい口ずさみたくなるような語呂の良さ

──ビートがすごい重くて心地いいですよね。

車で聴くと、本当に気持ちいいです。アグレッシブだったデモよりもさらにアゲアゲにしたので、聴いていても楽しいと思いますし、つい口ずさみたくなるような語呂の良さみたいなものもあったりしますし、何よりちょっと挑戦的で生意気な歌詞も私は好きなんですよね。

──ブギーファンク調なのでダンスも踊りたくなります。もう1曲「Wings」はミドルバラードって言っていいでしょうか。

そうですね。「Anytime Anywhere」や「bliss」にはない安心感が「Wings」にはあります。それこそ、翼で包み込んでくれるような安心感のある曲を書きたいなと思っていて。曲の中身としては、信じることと、忘れてしまうこと。でも、何があっても、また結び直せるっていうこと。

──やり直せるってことですかね。

そう、それが次に繋がる一歩でもあるっていうことを歌いたかった曲でもあります。人生は止まってくれないから、くじけたり、立ち止まったり、失敗しても、生きていかなきゃいけない。失敗は何度でもやり直せるし、生きてる限り、それを繋げていけるっていう。だから、迷いながらも進んでいいきたいという私の思いでもありますね。模索できるっていうことも、また人間の強さだと思うし。その弱さもさらけ出すことで、人と支え合えるっていうのも人間だからできることだなと思うので。優しさを伝えたかったです。

──この1枚から始まる2024年はどんな1年になりそうですか。

2024年はすごいですよ。

■ここからの挑戦をアリーナで目の当たりにしてもらいたい

──2023年もすごかったですよ。海外フェスに初参戦して、武道館2デイズ公演があり、キャリア最多の全国ツアーがあって、台湾での初ワンマンもありました。

待ってくれていた人にたくさん会いにいくことができて、とっても楽しかったし、とっても良い1年だったんですけど、2024年は本当に想像できないんですよ。決まっていることはいろいろあるんですけど、自分がどうなっちゃうのか、なんせ想像できないんです。そういう意味では、未知の2024年になると思います。もちろん音楽はずっと楽しく作っていきたいし、ライブもしたいし、ちょっと海外にも視野を広げながら、待っててくれる人にも歌を届けていきたい。1月にリリースがあって、3月には初のアリーナ公演があるので、この曲たちも全部引き連れて行きたいと思うので、ここからの挑戦をアリーナで目の当たりにしてもらいたいなと思います。

INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ

リリース情報
2023.1.31 ON SALE
SINGLE「Anytime Anywhere」

ライブ情報
milet 5th anniversary live “GREEN LIGHTS”
3.15(金) 大阪城ホール
3.16(土) 大阪城ホール
3.19(火) 横浜アリーナ
3.20(水) 横浜アリーナ

プロフィール
milet
ミレイ/2019年3月6日にメジャーデビュー。Toru(ONE OK ROCK)プロデュースによるデビュー曲「inside you」はiTunesなど人気音楽配信サイト11サイトで1位を記録。2020年6月に1stフルアルバム『eyes』をリリースし、オリコン週間CDアルバムランキング及びオリコン週間デジタルアルバムランキングにて共に初登場1位を記録。さらにBillboard JAPAN “HOT ALBUMS”では2週連続で1位を獲得し、8週連続でTOP10入りも果たす。2021年8月東京2020オリンピック閉会式に歌唱出演。海外での人気も非常に高く、2023年香港で初の海外音楽フェスに出演したのを皮切りに海外フェスに出演。2023年末には4年連続となるNHK紅白歌合戦に出場。2024年3月には初のアリーナ公演を4days開催予定。