PSGの主力となるザイール・エメリ photo/Getty Images

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すっかりパリ・サンジェルマンの主力に定着し、昨年11月にはフランス代表デビューまで果たした17歳のMFウォーレン・ザイール・エメリ。

17歳とは思えぬパフォーマンスで、セントラルMFとしてパーフェクトな存在へと成長していく可能性がある。クラブのアル・ケライフィ会長が目指すモデルに掲げるのは、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードだ。

ジェラードは何でもこなせる万能MFであると同時に、リヴァプールの象徴として長くチームを支えた。ケライフィ会長としては、ザイール・エメリにも長くPSGを引っ張る看板選手になってほしいと期待しているのだ。

「彼はクラブを愛していて、ここに長く滞在したいと考えている。ウォーレンはクラブのスティーブン・ジェラードになるべきだし、彼は一生をここで過ごすべきだ。彼はここの出身で、クラブを愛している。彼は素晴らしい青年だよ。私たちは選手としても人間としても彼に何の疑問も持っていない。彼はすべての若い選手にとって模範となる存在だ」(仏『 Le Parisien』より)。

ザイール・エメリのキャリアを考えると、今後多くのクラブが獲得に関心を示してくるに違いない。リーグ・アンよりもハイレベルな環境に挑みたいとザイール・エメリが考えるタイミングもくるかもしれない。

それはケライフィ会長が望むものではないだろうが、ザイール・エメリはどのようなキャリアを歩むのか。