東京で話題の“ネオ居酒屋“3選。人気のおしゃれ中華は新年会にもぴったり!
近年、街を席巻する“ネオ居酒屋”。昭和レトロな雰囲気やネオン、独自性溢れるつまみを打ち出すなど、そのジャンルは多岐にわたる。
2023年は、“中華”の要素を取り入れたネオ居酒屋が、続々と誕生した年となった。
お馴染みの中華料理を再構築したり、ナチュラルワインと合わせたり、それでいてお値段はカジュアル。
東京で話題のおしゃれ中華を3軒厳選してご紹介しよう!
1.欧米のチャイナタウンと錯覚する町中華が楽しい
『LUCKY ALEXANDER CHINA』@神泉
ポップなネオンが印象的な外観
“中華”を掲げたネオ居酒屋のなかでも、2023年最も話題を呼んだのが、行列の絶えない『THE GREAT BURGER』などを手掛ける車田 篤さんがオープンさせた『LUCKY ALEXANDER CHINA』だ。
「僕も大好きな町中華を自分なりにブラッシュアップしてみようと思ったんです」と話す。
「うちが手掛けるならアメリカンな要素を入れたい」と、アメリカにあるチャイニーズをコンセプトに。
アメリカンダイナーのようなエントランスがわくわく感を誘う。
キュートなロゴ入りグラスで飲むのは紹興酒や白酒(パイチュウ)のハイボール
メニューはスタンダードな町中華だが、調味料や素材にこだわり抜く。
下から反時計回りに「豚肉餃子」660円、「大海老チリ」2,035円、「よだれ鶏」1,375円。
「大海老炒飯」1,760円、「魯肉飯」880円(小)。
和歌山の名店『丸田屋』譲りの「中華そば」(900円)のスープを飲み干すと、文字が出現。
食後には客全員にフォーチュンクッキーのサービスが
来る人を元気づけたいと、店名にもあるラッキーな要素をちりばめて、実にゴキゲンな一軒に仕上げている。
■店舗概要
店名:LUCKY ALEXANDER CHINA
住所:目黒区駒場1-16-9
TEL:03-6804-7352
営業時間:ランチ 11:30〜(L.O.14:30)
ディナー 17:30〜(L.O.22:30)
定休日:月曜
席数:テーブル32席
2.酒好きたちの心を躍らせる“飲める中華”の真骨頂
『タートル』@渋谷
階段を上ったところの外のテーブル。夜風を感じて心地良い気分に
つまみの攻めたビジュアルがSNSで注目されたのが、「渋谷マークシティ」裏に誕生した『タートル』だ。
人気店『我ー喰う』『酒場アカボシ』の系列で、多彩なつまみがそろう。
ラム肉のユッケと生ピーマンを組み合わせた「生青椒肉絲」1,280円
例えば生のラム肉を使う「生青椒肉絲」はエッジの効いた斬新な一品。
小粋なイラストのグラスがキュート
カラフルな店内の多彩な席のレイアウトも、若者の支持を得た理由といえる。
■店舗概要
店名:タートル
住所:渋谷区道玄坂1-15-3
TEL:03-6754-3315
営業時間:16:00〜24:00
定休日:不定休
席数:カウンター9席、テーブル39席、スタンディング10席
3.唯一無二の創作中華と希少ワインの出合いに歓喜
『ダイカンヤマパンダ』@代官山
ほんわかとした内装が心地良い
ナチュラルワインとの組み合わせを提案する一軒が代官山に誕生。
スタイリッシュな建築が特徴の集合施設「sarugaku」内に店を構える『ダイカンヤマパンダ』だ。
女性に人気の「しっとりよだれ鴨」1,500円
フレンチ出身のシェフの視点で組み立てた中華は実に新鮮で、低温調理した鴨肉をよだれ鶏風にアレンジした一品はまさに新感覚。
パリッと感がたまらない「五香粉香る青椒肉絲春巻き」1,100円。
焼売は3種各2個600円。
「海老のトムヤム焼売」は香味野菜入りの薬味で、「キクラゲとラム肉の焼売」はピリ辛のトマト味の醤添え。
パンダ小皿もキュンとくる。
ナチュラルワインはフランスを中心に約300種
大きなセラーをゲストに開放し、自由にワインが選べるスタイルもイマドキなのだ。
■店舗概要
店名:ダイカンヤマパンダ
住所:渋谷区猿楽町26-2 sarugaku C-2F
TEL:050-3574-0225
営業時間:17:00〜24:00
定休日:不定休
席数:カウンター9席、テーブル6席
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ひと言で“おしゃれ中華”といっても独自のアプローチがあり、全く異なる空気を楽しめる。
ラフで楽しい“ネオ中華居酒屋”の勢いは、今後も目が離せない。
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