【2024】泣きたい人も、ドキドキしたい人も！ 絶対に後悔しないおススメ美少女ゲーム10選！
2023年秋、アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」が話題となっているように、今、美少女ゲームが熱い！ かつてはPCゲームが主戦場だった美少女ゲームだが、近年はPCのみならずコンシューマ、Steam、アプリゲームなどさまざまなプラットホームで遊ぶことができるのだ。
この記事では、そんな魅惑の美少女ゲームの中から、アキバ総研がチョイスしたおススメタイトルをご紹介しよう。
美少女ゲームとは
美少女ゲームとは、読んで字のごとく美少女がゲームの主題となるゲームジャンルのことである。しかし、その内容はけっこう幅が広く、奥が深い。
王道アドベンチャーゲーム
多くの人が「美少女ゲーム」と聞いて想像するのが、このアドベンチャーゲームスタイルだろう。プレイヤーはテキストを読み進めつつ、時おり出てくる選択肢を選ぶことでストーリーを分岐させ、最終的に目的の美少女との個別ルートに進み、エンディングを目指す。
多くのゲームに、全ヒロイン攻略後に解放されるトゥルーエンド的なグランドフィナーレが用意されている。
感動的なストーリーが展開する「泣きゲー」が多いのも、ストーリー重視なアドベンチャーゲームスタイルの特徴。
基本的にゲームオーバーのような概念はなく、ストーリーを読み進めていくことが目的となる。とにかくストーリーに没入し、美少女とのドラマに身をゆだねたい方におススメのカテゴリーだ。
やりこみ＆攻略系ゲーム
RPGや育成SLGなど、遊びごたえのあるシステムを採用したストロングスタイルの美少女ゲームが、このカテゴリーだ。
RPGだと当然敵とのバトルが発生し、勝てなければそこでゲームオーバー。育成SLGだと、きちんと育成メニューを考えないと目的のルートやキャラクター攻略ができなくなる。アドベンチャーゲームスタイルのゲームでも、きちんとフラグを立てて正しいルートを選ばないとストーリーが進まない……なんてものもある。
ただ美少女と戯れるだけでなく、ゲームとしての達成感も同時に味わえるタイプのカテゴリーだ。
ソーシャルゲーム
すっかり定着した感のあるソーシャルゲームにも美少女ゲームは存在する。さまざまな美少女キャラのカードを集めて、デッキを構築して攻略する……というメジャーなソーシャルゲームのスタイルも多い。また、プレイ自体は基本的に無料というのも嬉しいところ。
ガチャでお目当てのキャラを集める楽しさを重視するか。それとも強力なデッキを構築することを重視するか、プレイヤーによって好みの楽しみ方ができるのがポイントである。
惜しむらくはサービスが終了してしまうと、それまで遊んできた実績が失われてしまうことか。基本無料ということで、そこは我慢するしかないのかも。
その他
美少女ゲームには、上記のカテゴリーに収まらない自由な発想のタイトルもある。音ゲーだったり、コミュニケーションを図ることが目的のゲームだったり、VRゲームだったり、美少女をフックにしたさまざまなゲームが日々生み出されている。
一風変わったゲームやこれまで触れたことのないジャンルのゲームでも美少女がいれば、きっと楽しめるはず！ そういうタイトルに出会ったら、迷わず遊んでみてはいかがだろうか？
項目王道アドベンチャーゲームやりこみ＆攻略系ゲームソーシャルゲームその他王道アドベンチャーゲーム
ONE.
(C) 2022 NEXTON/novamicus
本作は、1998年5月にリリースされた「ONE 〜輝く季節へ〜」をリファインしたもの。株式会社ネクストン創設30周年記念タイトルとして、オリジナル版を手がけた樋上いたる氏が描く新たなイラストと最新のグラフィックで、シリーズ集大成を表すピリオド「.」を付けた新生タイトルとなっている。
「ONE 〜輝く季節へ〜」はいわゆる「泣きゲー」というカテゴリーを開拓し、その後のオタクシーンにも影響を与えたと言われるタイトルだ。キャラクターデザインの樋上いたる氏、シナリオの麻枝准氏、久弥直樹氏など、その後に多くの人気作品を作り出したクリエイターたちが名を連ねており、微笑ゲームファンならぜひ押さえておきたい1本だ。
(C) 2022 NEXTON/novamicus
多くのユーザーが涙したと同時に、幼い頃に妹を亡くした主人公が旅立つ「永遠の世界」とは一体何なのか、リリース当時はファンの間で熱い考察も行われていた。本作で改めて深く考えてみるのもいいし、かわいいヒロインたちとのストーリーを純粋に楽しむのもいいだろう。
なお、今回のリファイン版では、キャストを一新（PCのフルボイス版、PS版、ドラマCDなどでそれぞれキャストは異なる）。メインキャラを演じるのは、石見舞菜香さん、前田佳織里さん、愛美さん、立花日菜さん、高森奈津美さん、高橋花林さん。彼女たちがどんな演技でキャラクターを彩っているのかも注目だ。
(C) 2022 NEXTON/novamicus
Kanon
AIR
CLANNAD
「泣きゲー」の系譜をたどるなら、外せないのがこれらのタイトル。株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドである「Key」を代表する作品であり、いずれもアニメ化されているので、ゲームをプレイしたことがなくてもタイトルを知っている人は多いだろう。もしかしたら、「うぐぅ」という口癖を耳にしたことがあるかもしれない。
正直、いずれも名作と呼ばれるだけある素晴らしい内容なので、このタイプのゲームが好きなら全てプレイしてもらいたいが、どれかを選ぶなら、扱っているテーマ（「Kanon」：奇跡、「AIR」：親子の愛、「CLANNAD」：家族）やキャラクター設定、声優など、琴線に引っかかったものに従って選んでもかまわないと思う。冬にプレイするから、深い雪に覆われた街で語られる物語を描いた「Kanon」にした、といった理由でもOKだ。
Nintendo Switch版はいずれもヒロインたちがフルボイス仕様（主人公のボイス有無はタイトルによって異なる）であり、秀逸なシナリオに没入することができる。有名作品で泣ける内容だとは聞いたことはあったけど、実は未プレイなんだよね……といった方は、手元にハンカチなどを準備のうえでぜひプレイしてもらいたい。感動のストーリーが待っていること間違いなしだ。
千恋＊万花
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」にも複数のタイトルが登場している、ゆずソフトのタイトル。劇中に登場するのはオリジナルである18禁のPCゲーム版だが、本作はアダルトなシーンをカットして、Nintendo SwitchとSteam向けにリリース。元となったPCゲーム版は、「萌えゲーアワード」2016年度準大賞と「Gethu美少女ゲーム大賞」総合部門1位を獲得している人気作品だ。
誰も抜くことのできなかった神刀を折ってしまった責任で、巫女姫様と結婚することに!? そんな形で始まる物語は、日本情緒あふれる温泉街を舞台にしたジャパネスクアドベンチャー。お姫様やお茶目な忍者、神刀に宿る女の子などなど、和装に身を包んだヒロインたちは個性豊かでかわいい子たちばかり。出会った恋の行く末がどうなるか、ぜひその目で確かめてもらいたい。
やりこみ＆攻略系ゲーム
Dōkyūsei: Bangin' Summer
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の作中に登場するタイトル、という点ではelfが1992年にリリースした「同級生」も気になるところだが、残念ながらNintendo Switchに移植はされていない（コンシューマ機では、かつてプレイステーションやセガサターンに移植された）。だが、本作をフルリメイクした「同級生リメイク」（2021年にPC用ゲームとしてリリース）をベースに、Steamで遊べるようにした「Dōkyūsei: Bangin' Summer」は、Steamで遊ぶことができる。こちらは全年齢向けとなっている。
「同級生」は、高校最後の夏休みに主人公がさまざまなヒロインたちと出会い、物語が紡がれる恋愛アドベンチャーの金字塔。フルリメイクされたことでフルボイス化は施されたほか、遊びやすいようにシステムのブラッシュアップなども行われた。
ただし、タイトルからお察しの通り、本作はボイスこそ日本語対応であるが、それ以外は英語および中国語のみ対応となっている点に注意が必要。この理由により、万人にオススメできるわけではないものの、あの「同級生」がSteamで遊べるという点に価値があるということで、紹介しておきたい。ちなみに、Steamではほかにも美少女ゲームを多数遊べるので、新たな出会いを探してみるのも面白いだろう。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
オリジナル版はelfが1996年にPC向にリリースしたタイトルで、アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」にも登場している（第5話）。それをキャラクターデザインやボイスなどを一新したフルリメイク版として登場したのが本作だ。名作を数多く生み出した、故・菅野ひろゆき氏の代表作であり、無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解き明かす本格的SFアドベンチャーゲームとなっている。
本作の特徴としては「オート分岐マッピング・システムA.D.A.M.S（アダムス）」を実装していることがある。複雑難解な並列世界でプレイヤーが辿った道筋を自動的に記録し、シナリオの分岐マップを生成してくれるので、探索をスムーズに進めることができる。リメイク版ではアダルト要素はカットされているため、そういう要素が苦手な人でも安心して物語を楽しむことができる。
ソーシャルゲーム
うたわれるもの ロストフラグ
アニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」の原作者3人のうち、みつみ美里さんと甘露樹さんが所属しているアクアプラスの作品もぜひプレイしてもらいたい。その代表作が「うたわれるもの」シリーズ。もともとは2002年4月26日に発売されたPCゲームで、コンシューマへの移植やアニメ化もされ、全世界でシリーズ累計販売数120万本を突破した大ヒット作。和風テイストな独特の世界観や、個性豊かなキャラクターたちによる壮大なストーリーが展開する。
そのソーシャルゲームとして2019年に配信スタートした「うたわれるもの ロストフラグ」は、先日4周年を迎えたばかり。登場人物のかわいさ、魅力はもちろん折り紙付き。ストーリーも完全新作となっており、シリーズの魅力をスマホで気軽に楽しむことができる。
ヘブンバーンズレッド
登場人物のかわいさやストーリーの面白さだけでなく、戦闘や戦略の面白さも楽しみたいという人にオススメなのが「ヘブンバーンズレッド」。「WRIGHT FLYER STUDIOS×Keyが贈る、麻枝准15年ぶりの完全新作ゲーム」として2022年8月に登場した本作は、多数の賞を受賞しており、美少女ゲームのユーザーはもちろん、業界内からも高い評価を得ている。
「最上の、切なさを。」をキャッチコピーにしたシナリオは特に素晴らしく、楽曲の使い方も秀逸。まずはぜひ第2章までプレイしてもらいたいところ。さらに第3章、第4章と少女たちの真実が明らかになるにつれ、どんどん物語に引き込まれることうけあいだ。
戦闘システムはただ単に強いキャラを並べて殴ればいいだけではないため、慣れるまではうまく勝てないこともあるが、狙い通りに高ダメージ（スコア）が出たときは爽快感が抜群である。
とはいえ、この戦闘システムや敵の強さがストーリーを気軽に楽しみたい人にとっては高いハードルとなっていたのも事実。そこで、先日のアップデートで難易度の調整が行われた。それによってより気軽にストーリーを楽しむことができるようになったので、未プレイの方は、この機会にぜひプレイしてみてもらいたい。
その他
ビートリフレ
「リズムゲーム × 美少女 × マッサージ」という、リズムに合わせて女の子をマッサージする新感覚のリズムゲームだ。
当初はNintendo Switch用に「マッサージフリークス」のタイトルで発表されていたのだが、キャラクターが実在する某人気アイドルグループのメンバーと同名であったことなどが指摘され、タイトルや内容を一部してSteamでのリリースとなった。
そんな紆余曲折もあった本作だが、ちょっとしたご褒美もありつつカジュアルに音ゲー要素と女の子たちとの会話を楽しめる内容となっている。気になった方は秘伝のマッサージで身も心もほぐしてあげてスッキリさせてあげよう。
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