“チョコの拾い食い”が注目を集めた浅野。(C)Getty Images

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 浅野拓磨が所属するボーフムは現地時間12月16日、ブンデスリーガ第15節でウニオン・ベルリンとホームで対戦。3−0で快勝を収めた。

 この一戦に4−3−3の右ウイングでスタメン出場した浅野は、0−0の前半アディショナルタイムに左CKのこぼれ球を豪快に押し込んで先制点を奪う。さらに54分には、左サイドに見事なスルーパスを供給して追加点の起点となり、2得点に絡む活躍を見せた。
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 そんな浅野がプレー以外に注目を集めたシーンがあった。この試合では、リーグの放映株式の一部を外部投資家へ売却するというブンデスリーガの計画に抗議する目的で、スタジアムのファンがキックオフからの12分間は応援をボイコット。さらにピッチにはテニスボールやチョコレートなど投げ入れられていた。

 その投げ込まれたチョコレートを浅野が拾い、包み紙を剥がして食べる場面が映像に映し出されたのだ。これが話題となり、ドイツ大手紙『Bild』はこのシーンを「ボーフムのスターが驚かせた!」とし、「試合中のおやつが先制点を奪う力を与えた」と取り上げた。

 また同メディアは、浅野本人が“チョコの拾い食い”について「とても疲れていて、このままではハーフタイムまで持たないと思った。チョコレートを食べてエネルギーを得ようと思った。味はおいしくなかった」とコメントしたと伝えている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部