ゴングまで1か月を切ったビッグマッチへ向けて、徐々に周囲の熱気も高まっている。12月26日に東京・有明アリーナで開催される、ボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)と、WBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)の4団体統一戦だ。

 

この決戦に向けて11月28日、井上とプロモート契約を結ぶ米トップランク社は、公式X(旧ツイッター)を更新。「偉大な山を登る」と文面に書き始めれば、井上vsタパレス戦のポスター、プロモーション動画を公開しており、両雄が鋭い表情を浮かべたそのクールなデザインには、国内ファンだけでなく海外からも反響が多く寄せられている。


また、背景に描かれている山には、「ライトフライ級王者、スーパーフライ級王者、バンタム級4団体統一」などと、これまで成し遂げてきた井上の快挙が記されており、中腹から先にも「4階級王者、スーパーバンタム級統一王者」との記述。そしてその頂上に書かれているのは、タパレスを撃破した際に達成する「スーパーバンタム級4団体統一」だ。

 

このポスターを見たファンからは、「イノウエがKOだ」「彼は、新世代のパッキャオかもしれない!!」「頂上は4団体統一になってるけど、本当の頂上はまだまだその先」「レッツゴー、タパレス」などと、反響の声が続々。「カッコいいプロモだなー」「楽しみすぎる」「この戦いが待ちきれない」と、早くも興奮している声が目立った。


7月25日に東京・有明アリーナで行なわれたスーパーバンタム級初戦では、スティーブン・フルトン(米国)を8回TKOで下し、日本人2人目の4階級制覇を成し遂げている井上。はたして次戦は、どういったファイトが繰り広げられるだろうか。