美容皮膚科医がリアルに取り入れている肌治療メニューは、たった2つだけ!一体、どんな施術なのか…?
昨日より少しでも、綺麗になりたい!
そうやって日々美容に励んでいるけれど、情報が多すぎて何を信じればいいのかわからない…。
それならば、女医が自らお金をかけて実践している美容法を、こっそり聞き出して真似してみよう!
本連載では、彼女たちが美肌のために日夜、密かに行っている“My best beauty”に迫っていく。
あなたも美容賢者が勧めるスキンケアアイテムで、美に磨きをかけてみて。
Vol.4:シンプルな治療で人生をハッピーにしてくれる、美人院長
名前:大久保由有さん
職業:美容皮膚科、美容外科医
年齢:32歳
現在はBIANCA表参道院で、院長をされている大久保先生。
皮膚科治療やヒアルロン酸・ボトックスなどの注入、手術に至るまで、美容医療に関する豊富な知識と経験があるそう。
また、治療を受けた患者さんが笑顔になるような“はつらつとした健康美”を提唱。
実力派女医として多くの患者さんから支持されており、SNSで発信する美容情報も人気を集めています。
美容医療で、人の命を救うことはないけれど…
幼少期から、ファッションやメイクなどに興味があったという大久保先生。なんでも「美しくなることで自信がつく」と、幼いながらに感じていたそう。
「特に女性はメイクや髪型で印象が大きく変わりますし、美しくなることで内面からも自信に満ちてきます。
そして自信を持つ女性は美しい。幼い頃からずっと、そう感じてきました。
そこから、美容医療の力で誰かの人生をより輝かせるようなお手伝いをしたいと思い、美容皮膚科や美容外科医を目指したんです。
美容医療は人命を救うわけではありませんが、美しくなって人生を明るく楽しくすることはできると思います。
実際、施術を終えてより魅力的になった患者さんが心から喜んでくださると、本当に幸せな気持ちになりますね。
そのためにも私は、その人にとって必要な治療だけを勧めるようにしています。
実は、いろんな治療をしすぎる必要はなくて。患者さんの目標に対して、シンプルに答えを出すよう心がけていますね」
無駄な治療は行わず、とにかくシンプルに。そんなポリシーで日々患者さんと接している大久保先生。
その考えは普段、自分に行っているスキンケアや美容法とも通ずるところがあるという。
「日々のスキンケアやクリニックでの美肌治療も、本当に必要なものだけ取り入れるようにしています。お気に入りの美容施術は『メソナJ』と『ジュベルック』の2つですね。
『メソナJ』は美容医療機器を使って、肌に塗布するだけでは浸透しない成分を、傷や痛みを伴うことなく肌の奥まで届かせることができる施術。
これは特殊な電気を皮膚に流して細胞膜に一時的な隙間をあけ、そこから美容成分を浸透させるという仕組みです。こうすることでシミや小ジワなど、自分の肌悩みに適した成分を入れてあげることができるんですよ。
オススメは抗酸化作用のあるビタミンCや、肌の透明感をアップさせるトラネキサム酸などですね。
また『ジュベルック』は顔全体や気になる部位に、ポリDL乳酸という成分の製剤を注入する施術です。コラーゲン生成を促進する働きがあるため、ニキビ跡やシワなどの肌悩みがある方に向いていて。
注入後は1〜2年かけてゆっくりと体内に吸収されるので、持続的な効果が期待できます。
このように、あれもこれもと取り入れているわけではないのでシンプルで継続しやすいですよ。やっぱり美容は一時的にがんばるよりも、継続して続けていくことが大事なので」
左から
dr365のV.C. メルトスクラブウォッシュ
レカルカのブライトリーモイストシャインミスト
スキンアミュレのSAセラム
そんな大久保先生が、プライベートで愛用しているスキンケアアイテムについても聞いてみた!
「普段の洗顔は『V.C. メルトスクラブウォッシュ』を使っています。
こちらはペースト化した保湿石けんに、崩壊性のビタミンスクラブがブレンドされています。そのため皮脂や古い角質を落として、透明感のある肌へと導いてくれますよ。
また不要なものはしっかり落としてくれるんですが、洗い上がりはしっとり感があって。
これは『バイオ生セラミド』という特殊製法で、セラミドを溶けるカプセルのようなものの中に閉じ込めているんです。
だから洗った後も肌がつっぱったりしなくて、好きですね。
洗顔の後はレカルカの『ブライトリーモイストシャインミスト』で、サッと保湿します。霧状ミストなので、お風呂上がりや乾燥が気になるとき、ダウンタイム中にも使いやすいですよ。
こちらは皮膚の老化防止効果があるEGF(合成ヒト遺伝子組換オリゴペプチドー1)に加えて、美白成分も配合。お肌の沈静をしながらトーンアップもかなう、優秀ミストです。
そして、高濃度ビタミン美容液の『SAセラム』もお気に入り。肌の新陳代謝を促してくれるアイテムです。
この美容液は、高浸透型ビタミンC誘導体と新規両新媒性ビタミンC誘導体、ビタミンB3(ナイアシンアミド)、ビタミンE誘導体、フラーレンを贅沢に高配合していて。
毛穴や乾燥小ジワ、ハリや透明感アップなど…。様々な肌悩みに効果的な美容成分が、すべて網羅されているんです!
私が無人島に1つスキンケアを持っていくとしたら、絶対にこの美容液を選びますね(笑)」
「自分の技術で人を美しくすることができ、それで幸せを感じてもらえたらこれ以上嬉しいことはない」と力強く語る彼女。
そんな大久保先生は、仕事以外の時間をどう過ごしているのだろうか?
「普段は、飲食店巡りをすることが大好き。グルメ好きが高じて、Instagramに専用アカウントも作ってしまったぐらいで。最近のお気に入りは『割烹かわだ』です。
こちらは、もともとBIANCA CLINICで秘書をしていた方のお店。趣味を極めすぎて、なんと独立して完全紹介制の店舗を出しちゃったんです!割烹料理からお鮨まで、すべて美味しいのでオススメですよ」
また2日間のお休みがとれれば、すぐ旅行へ出かけるそう。
「国内だったら1泊2日で、サクッと出かけちゃうこともあります。沖縄とか。
最近だと、長めにお休みが取れたのでヨーロッパに9日間行ってきました。そのときは世良先生も一緒だったんですよ!
ローマやバルセロナを巡って。スペインのサンセバスチャンが、特に良かったですね。
たくさんお休みをとって海外に、っていうのは年に1回くらいしかできないんですが、今年は年始に出張でパリにも行きました。その記念に、現地で人生初シャネルも買って。
私自身、あんまりブランド物に興味はないんですが…。年相応に持つべきなのかなとも思うようになって、そこではココハンドルを購入しました。
あとはヴァンクリが好きで、節目節目にご褒美として買ってます。今日身に着けているアイテムは、実は昨日届いたばかりで!ここぞとばかりに着けてきちゃいました(笑)」
「あまりブランド物に興味がない」と語る先生だが、実は“あるもの”にかなりお金をかけているらしい。
「お友達とかスタッフさんとか、いつもお世話になっている方々に贈り物をすることが大好きで!『先生、いつも手土産持ってるね』なんて言われることも。
毎年、クリニックの周年記念の月には、20人ほどいるスタッフ全員にプレゼントをしてるんです。過去には、アヴェダのパドルブラシに名入れしてもらったものを贈ったり。
美容業界は入れ替わりが激しい面もあるので、うちのクリニックで働いていたときの“思い出の品”として持っていてほしいなという思いがあるんです。
あとは、サプライズするのも好きですよ。
実は今日も新宿の温泉旅館から直接来たんですが、これはマネージャーの誕生日をサプライズでお祝いするために泊まったんです!
『明日、遅くまで飲むからうちに泊まれる準備しておいで』って言って、内緒で旅館まで連れていきました。すごく喜んでもらえて、私としても大満足でしたね(笑)」
◆
美しすぎて一見近寄りがたい雰囲気とは裏腹に、姉御肌で“周りの人に喜んでもらいたい”という想いが強い大久保先生。
そのホスピタリティーの高さは、取材中にもヒシヒシと感じるほど。こちらからのどんな質問にも、気さくに答えてくれる姿が印象的だった!
きっと先生の元で施術を受ければ、笑顔になって帰れること間違いなし。
■BIANCA CLINIC 表参道
〒107-0062 港区南青山5丁目11-10 南青山511ビル 2F
「美容医療の枠を超え Lifestyle Beautyを提案する」 をポリシーに、外科や皮膚科のほか、再生医療や栄養療法なども提供。
「もっと美しく健康に」という願いに応え、患者さんの幸せのために何ができるのか、真剣に寄り添ってくれるクリニックです。
人気の施術は『メソナJ』『ジュベルック』の他、シワを目立たなくしてくれる『ヒアルロン酸注入』『ボトックス』など。
▶大久保先生のインスタアカウントは、こちらから!
▶NEXT:11月1日 水曜更新予定
東大卒の秀才女医が、自ら開発したスキンケアアイテムをご紹介!