『世界体操』日本男子、団体7年ぶりの金メダルへ!橋本大輝は史上4人目の個人総合連覇を目指す
ベルギー・アントワープで開幕した『世界体操2023』。
テレビ朝日系列では、注目の男子団体決勝、男子個人総合決勝、種目別決勝第2日が放送。女子団体決勝、女子個人総合決勝、種目別決勝第1日はCSテレ朝チャンネル2にて放送される。
また、今回よりTVerでの生配信が決定。金メダルの期待がかかる男子団体、男子個人総合は日本時間の早朝に決着する。
◆体操ニッポン、再び世界の頂きへ!
日本男子は2022年の世界体操で団体銀メダルを獲得したことで、すでにパリ五輪団体出場権を得ているが、今大会最大の注目は団体での“金メダル”。
2016年リオ五輪以来、団体での金メダルを獲得できておらず、昨年もあと一歩のところでライバル中国に敗れている。
日本は、エース橋本大輝選手、萱和磨選手、南一輝選手、ともに初出場の千葉健太選手と杉本海誉斗選手の5人で臨み、団体7年ぶりの金メダルを目指す。
さらに過去を振り返ると、2015年世界体操で金メダルを獲得した日本が翌年のリオ五輪で金メダル、2019年世界体操を制したロシアが2021年・東京五輪で金メダルを獲得と、五輪前の世界体操で頂点に立ったチームがそのまま五輪も制しているだけに、今年の世界体操は負けられない。
そして、まだ五輪への切符を手にしていない女子にとっても、団体出場枠獲得を目指す重要な戦いとなる。
男子個人総合決勝では、橋本が内村航平以来、史上4人目となる個人総合連覇も目指す。全種目でレベルの高い構成を持ち、五輪前年に世界のライバルたちを圧倒できるか注目が集まる。
さらに、種目別でも複数の金メダルが期待される。
男子ゆかはスペシャリストの南一輝、女子平均台は日本勢3大会連続の金メダル、最終種目の鉄棒は2大会連続銀メダルの橋本が世界体操初の金メダルを目指す。
10月1日まで行われていた男子予選では、団体は日本が首位通過、個人総合予選では1位・千葉健太、2位・萱和磨、3位に橋本大輝と日本勢は好スタート。来年のパリ五輪への期待がかかる。