エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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MLB公式サイトが報道

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手は今季44本塁打を放ち、日本人初のホームラン王を獲得した。9月は右脇腹痛と右肘手術のため出場3試合、0本塁打に終わったが、9月をノーアーチで終わった打者が本塁打を獲得するのは実に49年ぶりという。MLB公式サイトが報じた。

 今季のタイトル獲得者を振り返る記事を掲載したMLB公式サイトは、44本で本塁打を獲得した大谷について「オオタニは9月に3試合しか出場していないにもかかわらず、本塁打数でア・リーグをリードし、1974年のディック・アレン(ホワイトソックス)以来、9月に本塁打ゼロだった初の本塁打王となった」と報じた。

 大谷は8月までに44本塁打を放ち、シーズン60発に迫ろうかという勢いだったが、故障の影響で9月はノーアーチ。にもかかわらず、2位は39本のガルシア(レンジャーズ)、3位は38本のロベルト(ホワイトソックス)を突き放しており、いかに大谷の独壇場だったかが裏付けられた。

 今季も打つだびにさまざまな記録が付いて回った二刀流。本塁打にもまたメジャーの歴史が掘り起こされる数字が浮かび上がった。

(THE ANSWER編集部)