冨安のポリバレント性に指揮官が賛辞を贈った。(C)Getty Images

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 指揮官が惜しみない賛辞を贈った。

 アーセナル冨安健洋は、9月27日に開催されたブレントフォードとのリーグカップ3回戦で、CBとしてスタメン出場。ファンが選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど鉄壁の守備を披露し、1−0の完封勝ちに大きく貢献した。

 その日本代表DFを激賞したのが、チームを率いるミケル・アルテタ監督だ。アーセナルの専門メディア『Arsenal.com』によれば、29日に行なったブレントフォード戦の前日会見でこう述べている。

「私はいつも言っているが、トミが継続性を持った時は、本当に自信を持っている。それは我々にとって、とても大きな財産になるからだ。彼はバックラインのどのポジションでも、どのフォーメーションでもプレーできる。我々(のチーム)には彼のような選手は他にいない」

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 スペイン人指揮官は「彼の守備はおそらく私がこれまで多くの場面で見た中でも最高の一つだ。彼の守備原則とそれを表現するやり方、デュエルに臨む方法。いま、彼はフィジカルを最高の状態に保つための試合を必要としている」と称賛。こう続けている。

「トミが最高の状態にあるとき、我々にとって非常に重要な選手となる」

 これまでは怪我に悩まされてきた冨安だが、コンディションが整った時のレベルの高さには、アルテタ監督も全幅の信頼を置いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部