【山口天気朝刊9/27】段々雲の隙間拡大 蒸し暑さ続く

27日（水）の雨雲の様子です。今朝にかけて山口県では、細かい雨雲が流れ込んでいます。西部や北部、東部の山間部で局地的に雨が降った所があります。

予想天気図で見ると、日本海には小さい低気圧が発生していて、ゆっくりと東へ進む予想です。県内はこの低気圧の周辺で、回り込む湿った空気の影響を受ける見込みですが、夜にかけて山口県からは少し遠ざかることで、天気は落ち着いていく予想です。

山口県は午前中ほど日本海側や、山間部ほど、気まぐれに弱い雨が降る可能性があります。ただし、降っても一時的で局地的な雨にとどまる見込みです。瀬戸内側では、雲の隙間も比較的多く、午後は日本海側でも、日ざしが届く所が多くなっていく予想です。
日中の最高気温は、30度を越える所が多い予想です。昼間はジメジメした蒸し暑い体感となりそうです。

あす28日（木）も午前中は日本海側や山間部の一部でにわか雨があるでしょう。その後は晴れる時間が多くなりそうですが、南からの空気に包まれる状態が続いて、29日（金）頃にかけて昼間は30度を超える残暑が続きそうです。ただ、30日（土）頃に日本付近を気圧の谷が通過する見込みで、30日（土）を境に、再び上空には秋の空気が流れこみそうです。週末以降は、晴れていても最高気温は30度に届かず、朝は肌寒い体感となりそうです。秋の深まりを感じられる一方、寒暖差の大きい日が多くなっていく見通しです。

（KRY山口放送 気象予報士 中原一徹）