悔しがりつつ、選手を称えた篠田監督。写真:福冨倖希

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[J2第36節]清水0−0甲府/9月24日/IAIスタジアム日本平

 ヴァンフォーレ甲府は9月24日、J2第36節で清水エスパルスと対戦。0−0で引き分けた。

 アウェーで2位チーム相手に勝点1を持ち帰る結果に、篠田善之監督は悔しさと選手への称賛の両面を口にした。

「勝点3を取りに来たが、奪えなかったのは非常に残念。ただ、選手たちはとてもコンパクトに、相手にスペースを与えずに、上手くコントロールをしながらゲームを進めたと思っています。

 もちろん、ゴールを割るためのクオリティ、スピードなど、いろいろなバリエーションのなかでゴールを割りたかったけど、なかなか、そこまで到達できなかったと反省しています」

 20日に敵地で行なわれたACLのグループステージ第1節のメルボルン・シティ戦(0−0)から、中3日で臨んだ一戦。指揮官は、厳しい日程のなか走り抜いた選手たちを労った。

「ACLで試合に絡んだ選手もいたけど、良いパフォーマンス、良い状態のの11人を最初に送り出した。締まった前半だったし、ミドルを思いきって打ってみたりできていました。ただ、本音を言うと、やっぱり悔しい。3ポイント取りたかった。

 ACLで良いパフォーマンスを見せたなかで、今日のリーグ戦で勝点3を取れれば、さらにチームの士気は上がっていた。でも選手たちはしっかり走ってくれて、厳しい日程のなか、非常に良くやってくれた」
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 高い位置でのボール奪取や、MF松本凪生やFWクリスティアーノが強烈なシュートを放つなど、優勢だった前半から一転、後半は相手に押し込まれる展開に。

 篠田監督は、清水が後半頭から行なった3バックへのシステム変更への対策がハマらなかったと振り返った。

「4−3−3というか、3ボランチっぽくして、相手のスリーセンターバックに対して、ワイドが(プレスに)行くんじゃなくて、インサイドハーフに行ってほしかったけど、距離がかなり遠くて、なかなか出ていけなかった。

 それが決まらなかったので、ずるずる下がってしまった。乾(貴士)選手が途中で代わりましたけど、結局、そこの部分で時間を作られたり、チアゴ(・サンタナ)がキープして(周囲の選手が)追い越したり。そこで少し混乱を招いたかなと。

 5分、10分ぐらいだったと思うけども、急遽4−2−3−1に戻して、(57分に入った)品田(愛斗)に真ん中に入ってもらって、少し落ち着いた」

 終盤にはDF山本英臣を投入。3−4−2−1で試合を締めた点も含めて、「選手たちは理解して、よくやってくれたと、私は評価したい」と語った。

 今後もACLを含めたタイトな日程になるが、指揮官は「選手たちは常に、前向きにトライしてくれてるので、そういう形に持っていけるように、トレーニングからやっていきたい」と前を向いた。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)