KRY山口放送

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防災の意識を高めてもらおうと、山口市の幼稚園に台風をテーマにした紙芝居が贈られました。

(紙芝居)
「これは非常用の持ち出し袋よ。大きな台風だから、早めに公民館に避難するの。」

山口市の野田学園幼稚園です。

園児たちが見ていたのは台風が来たときの家族の様子を描いた紙芝居「台風が来たぞ」。

やまぐちハウスメーカー協会が子供たちに防災の意識などを高めてもらおうと寄贈しました。

その後、年長園児およそ90人の前で先生が紙芝居を演じました。

(紙芝居)
「余計なものは置いて行きなさい」「私もお人形をもっていくだめだめ、必要なものだけよ」
「すごい川の流れだ、溢れちゃいそうだ」

園児たちは紙芝居を通して、台風の備えなどについて学びました。

(園児)
「たのしかった」
「子供が虫かごとかサッカーボールを持ってきたのがおもしろかった」

(やまぐちハウスメーカー協会 橋本淳会長)
「紙芝居を通してどういう準備をして災害に備えるかが大切」

きょうは20冊の紙芝居が寄贈されていて今後、希望する市内の幼稚園や保育所などに配られる予定だということです。