歌手デビュー50周年!夏木マリ×[Alexandros]川上洋平 ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」“親子演技”に「カッコいい息子でした」
ロックバンド[Alexandros]の川上洋平がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「Panasonic presents おと、をかし」。この番組は川上が毎週、その日の空気感、季節感、そして世の中の雰囲気を加味して、洋邦ジャンルを問わず“今の気分”で極上の音楽をセレクトしていきます。
9月9日(土)の放送では、ゲストに夏木マリさんが登場。ドラマでの共演エピソードや、デビュー50周年記念ライブについて語ってもらいました。
2023年に歌手デビュー50周年を迎える夏木マリさん。女優としても数々のドラマ、映画に出演しています。2023年1月から3月まで放送されたドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)では、川上と夏木さんが親子役で共演しました。9月16日(土)に、デビュー50周年を記念したワンマンライブ「祝・日比谷野音100周年 MARI NATSUKI 50 Jubilee LIVE」※ を開催予定です。 ※番組オンエア時の情報です
◆「夕暮れに、手をつなぐ」で共演したふたり
川上:デビュー50周年ということで。50年のあいだ、そして今もいろんなことをやられています。まず僕が聞きたいのは、「疲れないんですか?」ってことですね。
夏木:疲れます。お年頃だしね。だけど、1つのことに才能がないからここまで来てしまいました(笑)。
川上:いやいや。僕はドラマで初めて夏木さんのことを間近に見て、「すげぇな」って思いました。
夏木:そう(笑)?
川上:もちろん、それまでも映画とかドラマでもカッコいいなと思っていましたよ。僕たちは親子として演じていたので、一緒にいる時間が多かったですよね。
夏木:幸せな時間でした。洋平さんのママなんて最高です。
川上:あの共演で、僕の演技のレベルが、マイナス50から2ぐらいまで上がったと思います(笑)。
夏木:(笑)。前もドラマをやっていたじゃない。だから全然大丈夫だった。お芝居をやると歌に影響はない?
川上:ありましたね。歌もだし、パフォーマンス、ラジオとかでも影響がありました。というのも、ドラマを観て(僕のことを)知ってくださったファンの方も増えたんですよ。ありがたいなと思いましたね。
夏木:そうですか。カッコいい息子でしたしね。私、ときどき自分が演じたキャラクターに対して「何年か経っているけれど、どうしているんだろう?」って思うことがあるの。
川上:へええ! そういうものなんですね。
夏木:やっぱり(演じるキャラクターを)好きにならないと、その役ができないじゃない? 好きだから、ずっと愛おしいんでしょうね。
川上:僕も、夏木さんが演じたキャラクターに対して「今頃何をしているのかな」って思います。なので、ご本人がそういうことを言っていると嬉しいですね。みんな同じようなことを思っていると思いますよ。
夏木:ホントに? ありがたいな。
川上:僕はよくライブが終わったときに「愛してるぜ!」って言うんですけど、あれは夏木マリさんのセリフを拝借させてもらっているんですよ(笑)。
夏木:聞いた聞いた! 映画の「ピンポン」からね。光栄でございます。
川上:いつかどこかでお会いできたら、言いたいなってずっと思っていたんですよ。ドラマで共演できたときに(このことを)言えたときは、本当に嬉しかったですね。
◆夏木マリ50周年記念ライブに川上が出演!
川上:実は、我々、またご一緒させてもらう機会があるんですよね。
夏木:はい。私の50周年というお祭りなので、「祝・日比谷野音100周年 MARI NATSUKI 50 Jubilee LIVE」に大好きな8組のアーティストにお声がけをしました。嬉しいです。
今頃ってライブやツアーが始まる大切な時期なのに、ゆずの岩沢厚治さんも自分のライブとのせめぎ合いでリハに来てくださるみたいで。
川上:そうなんですね! 僕もあまり共演する機会がなかった方々ばかりなので、そういう意味でもすごく楽しみです。そして、何と言ってもマリさんと同じステージに立てるのは光栄です。
夏木:恐れ入ります。いい2曲を選んでいただいて。
川上:本当に楽しみです!
◆さまざまなジャンルの音楽を日々チェック
川上:音楽と夏木マリさんは切っても切り離せないものだと思うのですが、普段はどういう風に音楽を聴いているんですか?
夏木:私は今ラジオをやっているんだけど、また音楽を聴き直していて。自分の好きなブルースとかも聴くし、本当にいろいろなものを聴く。
川上:張っているアンテナがすごいなって思っています。番組の1曲目にお届けした、「東京ブギウギ」をカバーした「TOKYO JUNK BOOGIE」も、すごく現代的でモダンだし、新しさを感じました。
ちょっとプログレっぽい部分もあって、めっちゃカッコいいなと思ったんですよね。この音源にOKを出す夏木さんって、どんな音楽を聴いているんだろうなって興味がありました。
夏木:なるほど。(ドラマの)待ち時間にどんな音楽を聴いているかって話をしましたよね。
川上:そうですね。夏木さんのInstagramを見ていたら、「えっ!? イージー・ライフ(UKのインディー・ポップバンド)とかも聴いているんだ!」とか思って(笑)。
夏木:(笑)。
川上:そのとき、ちょうど僕もイージー・ライフにインタビューをしたんですよ。
夏木:どうでした?
川上:すごく若いやつらなんですけど、いい子たちで。最近のイギリスのバンドって優等生が多いんだなって感じました。
夏木:ライブなんかもさ、今若いミュージシャンたちと会うと「お疲れさまです!」ってすぐに帰って、家でパソコンをいじっているよね。昔はさ、打ち上げ的なものがあったけど、今はないから。
川上:最近、フェスでも打ち上げってないですね。終わったら帰っちゃいます。
夏木:そういうのってちょっと寂しくもあり、時代が変わったんだなとも思う。(若い子と)喋る機会があまりないというか。私は、無駄話から何かが生まれる時代で育っているからね。
川上:そういうのってありますよね。僕の場合はどうしてもライバル視しちゃうんで、そういう意味であまり話せないほうなんです。だけど、ほかの人のライブを観るとすごく刺激を受けるので、なるべくライブを観るようにはしています。
夏木:うんうん。
番組ではほかにも、夏木さんが自身のルーツとなったジャニス・ジョプリンの楽曲を紹介する場面もありました。
<番組概要>
番組名:Panasonic presentsおと、をかし
放送日時:毎週土曜日15:00〜15:25
パーソナリティ:[Alexandros] 川上洋平
9月9日(土)の放送では、ゲストに夏木マリさんが登場。ドラマでの共演エピソードや、デビュー50周年記念ライブについて語ってもらいました。
(左から)パーソナリティの川上洋平、夏木マリさん
2023年に歌手デビュー50周年を迎える夏木マリさん。女優としても数々のドラマ、映画に出演しています。2023年1月から3月まで放送されたドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)では、川上と夏木さんが親子役で共演しました。9月16日(土)に、デビュー50周年を記念したワンマンライブ「祝・日比谷野音100周年 MARI NATSUKI 50 Jubilee LIVE」※ を開催予定です。 ※番組オンエア時の情報です
◆「夕暮れに、手をつなぐ」で共演したふたり
川上:デビュー50周年ということで。50年のあいだ、そして今もいろんなことをやられています。まず僕が聞きたいのは、「疲れないんですか?」ってことですね。
夏木:疲れます。お年頃だしね。だけど、1つのことに才能がないからここまで来てしまいました(笑)。
川上:いやいや。僕はドラマで初めて夏木さんのことを間近に見て、「すげぇな」って思いました。
夏木:そう(笑)?
川上:もちろん、それまでも映画とかドラマでもカッコいいなと思っていましたよ。僕たちは親子として演じていたので、一緒にいる時間が多かったですよね。
夏木:幸せな時間でした。洋平さんのママなんて最高です。
川上:あの共演で、僕の演技のレベルが、マイナス50から2ぐらいまで上がったと思います(笑)。
夏木:(笑)。前もドラマをやっていたじゃない。だから全然大丈夫だった。お芝居をやると歌に影響はない?
川上:ありましたね。歌もだし、パフォーマンス、ラジオとかでも影響がありました。というのも、ドラマを観て(僕のことを)知ってくださったファンの方も増えたんですよ。ありがたいなと思いましたね。
夏木:そうですか。カッコいい息子でしたしね。私、ときどき自分が演じたキャラクターに対して「何年か経っているけれど、どうしているんだろう?」って思うことがあるの。
川上:へええ! そういうものなんですね。
夏木:やっぱり(演じるキャラクターを)好きにならないと、その役ができないじゃない? 好きだから、ずっと愛おしいんでしょうね。
川上:僕も、夏木さんが演じたキャラクターに対して「今頃何をしているのかな」って思います。なので、ご本人がそういうことを言っていると嬉しいですね。みんな同じようなことを思っていると思いますよ。
夏木:ホントに? ありがたいな。
川上:僕はよくライブが終わったときに「愛してるぜ!」って言うんですけど、あれは夏木マリさんのセリフを拝借させてもらっているんですよ(笑)。
夏木:聞いた聞いた! 映画の「ピンポン」からね。光栄でございます。
川上:いつかどこかでお会いできたら、言いたいなってずっと思っていたんですよ。ドラマで共演できたときに(このことを)言えたときは、本当に嬉しかったですね。
◆夏木マリ50周年記念ライブに川上が出演!
川上:実は、我々、またご一緒させてもらう機会があるんですよね。
夏木:はい。私の50周年というお祭りなので、「祝・日比谷野音100周年 MARI NATSUKI 50 Jubilee LIVE」に大好きな8組のアーティストにお声がけをしました。嬉しいです。
今頃ってライブやツアーが始まる大切な時期なのに、ゆずの岩沢厚治さんも自分のライブとのせめぎ合いでリハに来てくださるみたいで。
川上:そうなんですね! 僕もあまり共演する機会がなかった方々ばかりなので、そういう意味でもすごく楽しみです。そして、何と言ってもマリさんと同じステージに立てるのは光栄です。
夏木:恐れ入ります。いい2曲を選んでいただいて。
川上:本当に楽しみです!
◆さまざまなジャンルの音楽を日々チェック
川上:音楽と夏木マリさんは切っても切り離せないものだと思うのですが、普段はどういう風に音楽を聴いているんですか?
夏木:私は今ラジオをやっているんだけど、また音楽を聴き直していて。自分の好きなブルースとかも聴くし、本当にいろいろなものを聴く。
川上:張っているアンテナがすごいなって思っています。番組の1曲目にお届けした、「東京ブギウギ」をカバーした「TOKYO JUNK BOOGIE」も、すごく現代的でモダンだし、新しさを感じました。
ちょっとプログレっぽい部分もあって、めっちゃカッコいいなと思ったんですよね。この音源にOKを出す夏木さんって、どんな音楽を聴いているんだろうなって興味がありました。
夏木:なるほど。(ドラマの)待ち時間にどんな音楽を聴いているかって話をしましたよね。
川上:そうですね。夏木さんのInstagramを見ていたら、「えっ!? イージー・ライフ(UKのインディー・ポップバンド)とかも聴いているんだ!」とか思って(笑)。
夏木:(笑)。
川上:そのとき、ちょうど僕もイージー・ライフにインタビューをしたんですよ。
夏木:どうでした?
川上:すごく若いやつらなんですけど、いい子たちで。最近のイギリスのバンドって優等生が多いんだなって感じました。
夏木:ライブなんかもさ、今若いミュージシャンたちと会うと「お疲れさまです!」ってすぐに帰って、家でパソコンをいじっているよね。昔はさ、打ち上げ的なものがあったけど、今はないから。
川上:最近、フェスでも打ち上げってないですね。終わったら帰っちゃいます。
夏木:そういうのってちょっと寂しくもあり、時代が変わったんだなとも思う。(若い子と)喋る機会があまりないというか。私は、無駄話から何かが生まれる時代で育っているからね。
川上:そういうのってありますよね。僕の場合はどうしてもライバル視しちゃうんで、そういう意味であまり話せないほうなんです。だけど、ほかの人のライブを観るとすごく刺激を受けるので、なるべくライブを観るようにはしています。
夏木:うんうん。
番組ではほかにも、夏木さんが自身のルーツとなったジャニス・ジョプリンの楽曲を紹介する場面もありました。
<番組概要>
番組名:Panasonic presentsおと、をかし
放送日時:毎週土曜日15:00〜15:25
パーソナリティ:[Alexandros] 川上洋平
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/okashi/