電子マネーを購入させる“うそ電話詐欺”を未然に防ぐ 山口県防府市のコンビニに感謝状
電子マネーを購入させるうそ電話詐欺被害を未然に防いだとして、防府市のコンビニエンスストアに警察から感謝状が贈られました。
贈呈式にはセブン-イレブン防府新田店のオーナー=武居史哲さんらが出席し、防府警察署から感謝状が手渡されました。
先月18日、防府市に住む80代の男性が店を訪れ、スマートフォンの画面を見せながら「宝くじの当選金を受け取るためにポイントを買わなければならない。」「買う方法を教えてほしい。」などとパート店員に話しかけてきたということです。
男性のスマートフォンに表示された内容から詐欺を疑い、男性に手続きを思いとどまるよう説得するとともに、警察に通報し、詐欺被害を未然に防ぎました。
警察によりますと県内のことしのうそ電話詐欺による被害は8月末までに54件、被害額は1億3537万円に上っていて、今後もコンビニエンスストアなどに被害防止の協力を呼びかけていきたいとしています。