2−4で日本に敗れたトルコ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 トルコ代表は現地時間9月12日、ベルギーで行なわれた国際親善試合で日本代表と対戦した。

 トルコは、開始15分に伊藤敦樹に鮮やかなミドルを決められて先制を許す。28分には久保建英のシュートのこぼれ球を中村敬斗に押し込まれて追加点を献上。さらに36分にも、中村敬にこの日2点目を奪われた。その後2点を返して息を吹き返したが、78分に伊東純也にPKを決められて、2−4で敗戦を喫した。

 トルコメディア『AKSAM SPOR』は「代表チームは日本に盾突けず」と敗戦を伝えている。

「試合のスタートが悪すぎた。前半に0−3と劣勢に立たされ、その後に2点を奪ったものの、さらに1失点を喫し、敗戦は免れなかった」
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 トルコは8日に行なわれた欧州選手権2024予選のアルメニア代表戦では1−1のドロー。格下相手に勝点を取りこぼす結果となった。そして親善試合とはいえ、今回の日本戦でも勝てず。シュテファン・クンツ監督への批判は大きくなっているようだ。

「試合中には、スタジアムの観客たちが『クンツ退陣』と叫んだ。3点のリードを許した後には、ブーイングや口笛も巻き起こった。クンツへの批判は増大しており、ファンは辞任を求めている」

 9日の親善試合で日本に1−4で敗れたドイツ代表のハンジ・フリック監督は、その翌日に解任された。果たしてクンツ監督の去就はどうなるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部