メアドは教えたくないけど、“どうしても…”というときに! 「捨てメアド」はiCloudで作れます【iPhoneの“知っトク”便利技】
Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。
ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「メールアドレスを使い分けてセキュリティを高めよう!」です。
ネットショッピングやメールマガジンなどのサービスを利用する際に、普段使っているメールアドレスをそのまま使っていませんか?
1つのメールアドレスですべてのサービスを利用するのは便利ですが、自分のメールアドレスを多くのサービス機関へ提供するのはセキュリティの観点からやや不安ですよね。そんなときはメールエイリアスを使いましょう。
メールエイリアスとは、一人のユーザが複数のユーザ名を保有することで、同一のメールアドレスとして複数のメールアドレスを運用できる仕組みです。今回はそんなメールエイリアスの作り方を紹介しましょう。
メールエイリアスは、iCloud.comで作成します。ですので、まずはWebブラウザからiCloud.comにアクセスしましょう。Apple IDでサインインしたら、画面右上のアイコンをタップし、Appの一覧から「メール」を選択します。
初回のみ、iCloudメールの新機能の紹介がポップアップされるので、[次に進む]を選択。
受信ボックスが開くので、左上から[メールボックス]へ戻ります。
続いて、メールボックス一覧の画面にある歯車アイコンをタップしてメニューから[環境設定]を選びましょう。
環境設定のリストから[アカウント]、[エイリアスを追加]と進みます。
「エイリアスアドレス」と「氏名」、何の用途で使うのか区別するための「ラベル」を入力したら[追加]をタップすれば作成完了です。
以上で作成は完了です。これで、作成したメールエイリアス宛に送信されたメールが、普段使っている「メール」アプリの受信ボックスに届くようになります。また、不要になったメールエイリアスは作成時と同様、「iCloud.com」のサイトで削除することが可能です。
ちなみに、メールエイリアスは3つまで作成できるので、メインとなるiCloud.comのメールアドレスと合わせて4つのアドレスを使い分けられます。メールアドレスの流出を防ぐためにも、ぜひ活用してみてください。
記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。
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