ももクロ・佐々木彩夏「ももクロとハロプロとAKBだよ!?」自ら主催するアイドルフェスに大興奮!
ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。
#670は、人気企画「ライブ会場の一角にカメラを置いたら◯◯が撮れました」をお届け!
◆アイドルは総じて食べる子が多い?
これは、ライブ会場の舞台裏に定点カメラを設置し、ももクロの素顔に迫る企画だ。今回は6月にEX THEATER ROPPONGIで、2日間にわたって開催された佐々木彩夏が主催するアイドルフェス『AYAKARNIVAL 2023』の舞台裏に密着した。
『AYAKARNIVAL 2023』には、佐々木も合わせて全6組のアイドルグループが出演した。初日公演には登場したのはハロー!プロジェクトのグループ・Juice=Juiceと、AKB48から柏木由紀の2組。
佐々木も「アイドル界の大手事務所が大参戦っていう感じで」と興奮気味に語り、「ももクロとハロプロとAKBだよ!? 私の名前がついてるフェスなんて恐れ多いんですけど、やっていきたいと思います」と意気込む。
そんな佐々木ならではの、アイドルもてなし術が明かされた。今回、佐々木は楽屋の食事に高級焼肉弁当を用意したという。「私が15年間アイドルやってわかったことは、やっぱアイドルは、総じていっぱい食べる子が多いっていうね」と語る佐々木。「みんなでいっぱいご飯を食べて、楽しい一日にしたいと思います!」と笑顔を見せた。
リハーサルを終えて、再びカメラの前に現れた佐々木。今までの『AYAKARNIVAL』の出演者は後輩アイドルが多かったが、今回は「大御所アイドル」が集い、感慨深そう。全員でももクロの楽曲『走れ!』を歌うことに触れて、「すごく本番が楽しみになりました」と話す。
いつもはグループの最年少、末っ子として無邪気に振る舞う佐々木だが、今日はソロでの出演とあって少し緊張した様子。本番直前には、「オープニング、何しゃべろう」とオープニングMCへの不安を吐露する。
しかし、いざ始まるといつもの“あーりん”だ。あいさつを終えて戻ってくると「ちょっともうやりきっちゃって。気が抜けてますが、がんばろうと思いまーす」と笑うのだった。
◆あーりんは、AKB48の楽曲を歌い慣れている
定点カメラの前には、Juice=Juiceのメンバーも登場。
遠藤彩加里が「盛り上がれるような曲が多いセトリだったので、私たちもすごく楽しかった」と語れば、入江里咲は、Juice=Juiceの代表曲『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』を佐々木とコラボしたことに触れて、「思い出ができてうれしかったです」と話した。
AKB48の楽曲『言い訳Maybe』を口ずさみながらやってきたのは、同グループの柏木由紀だ。16年にわたってAKBで活躍するレジェンド的存在である柏木のカメラ出演は貴重だ。
そして、無事にソロステージを終えた佐々木が戻ってきた。代表曲『あーりんは反抗期!』と『だって あーりんなんだもーん☆』が盛り上がったことにふれ、「ちょっと『反抗期』を明日のセットリストに入れてなかったんですけど、入れたほうがいいかもしれない」と悩み出す。DAY1が終わる前に、自ら翌日に向けて試行錯誤するあたりがプロフェッショナルだ。
これから柏木と歌う『大声ダイヤモンド』についても語った。デビュー時のももクロが勝手にカバーしていた同曲を、時が流れて一緒に歌える日が来たことの感慨にふける。また、今回のコラボに向けて、友人とカラオケでこの曲を練習したことも告白。「世代だよね。絶対歌うもん」と笑う。
さらにアイドルならではの、カラオケ事情までぶっちゃける。
「(一緒に初めてカラオケに行く友達が)『ももクロ歌うの?』って顔したときは、だいたいAKB歌うんですけど。自分の曲を歌うの恥ずかしいけど、アイドル歌っといたほうがいいかなって。だから『大声ダイヤモンド』は、私的に歌い慣れた曲」。
最後のコラボステージを終えた佐々木は、満足げな表情を見せる。全員で『走れ!』を歌ったことを振り返り、「ハロプロが歌う『走れ!』だ。48グループっぽい『走れ!』だって、そんなアイドルオタク心になってしまいます」と、ときめく佐々木であった。
◆後輩アイドルたちに「母性本能あふれる」あーりん
DAY2の舞台裏にも密着!
今回は、きゅるりんってしてみてやExWHYZ、FRUITS ZIPPERといった勢いのあるフレッシュなラインナップだ。
特にFRUITS ZIPPERの月足天音は、佐々木彩夏の大ファンとあって、出演できたことに大感激。定点カメラを見つけると、「ももクロChanだ! めっちゃ観てました〜」と感極まる。そんな月足に優しいまなざしを向ける佐々木の様子に、ももクロが紡いできたアイドルの歴史を感じる。
アイドルごとに、コラボ衣装も変えて登場する佐々木。アイドルカルチャーを愛し、アイドル界を引っ張る存在としての佐々木が、このイベントにかける熱い思いを感じる。
2日間にわたるイベントを終えた佐々木は「みんなが『あーりんさーん!』って来てくれるのめっちゃかわいくない? 母性本能があふれます(笑)」とニヤける。アイドルとファンのために、そしてなにより自分のために、楽しみ尽くす佐々木の、まぶしい姿が見られた定点観測だった。