主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは安くておいしい旬野菜を使ってみては? 季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。

笠原将弘さんの夏野菜の副菜レシピ

ここでは、ゴーヤーや、ズッキーニを使った夏の副菜のレシピを、人気日本料理店『賛否両論』の笠原将弘さんに教えていただきました。

●ゴーヤーとチーズのおかかあえ

まろやかなクリームチーズのコクでほどよいほろ苦さに。

材料(4人分)

ゴーヤー 1本
クリームチーズ 50g
カツオ節 5g
塩 少し
A[サラダ油、しょうゆ、みりん各小さじ1]

【つくり方】

(1) ゴーヤーは縦半分に切って種とワタを除き、薄切りにする。塩をふってしばらくおき、洗って水気を絞る。クリームチーズは細かくほぐす。

(2) ボウルに(1)を入れてAであえ、カツオ節をまぶす。

 

●ズッキーニの田舎煮

煮干しと煮る新発想! ズッキーニが滋味深い煮物に。

材料(4人分)

ズッキーニ 2本
煮干し 10本
A[水2カップ、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1]
昆布 3g

【つくり方】

(1) ズッキーニは皮をところどころむいて2cm厚さの輪切りにする。

(2) 煮干しは頭とハラワタを取り除く。

(3) フライパンにAを入れ、(1)、(2)、昆布を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にし、アルミ箔をかぶせて10分ほど煮る。火を止めて冷まし、器に盛る。

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

 

笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)はただいま発売中。