甲子園球場

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2023年8月23日の全国高校野球選手権大会決勝・仙台育英(宮城)対慶応(神奈川)で、9回表に慶応の主将・大村昊澄選手が死球を受けた際の球審の行動が、ツイッター(X)で称賛を集めている。

「これは審判の鑑」「学生たちの見本となる大人」

9回表、仙台育英の田中優飛投手が投げた瞬間に大村選手がバントの構えに切り替えると、ボールが大村選手の手に当たり死球となった。

山口智久球審は即座にマスクを外し両手を上げながら大村選手に駆け寄ると、膝をつき、丁寧に話しかけ状態を確かめた。この様子がツイッター(X)で、「このわずか数秒間に球審山口智久さんの人柄が出てるよね」とのコメントが添えられ拡散されている。

SNS上では、「膝ついて寄り添ってを瞬時にやってることに泣けます...」「これは審判の鑑」「球児への愛情が伝わります、素晴らしい」「これぞ、学生たちの見本となる大人」など称賛の声が相次いでいる。