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第22回:体幹を使ったスイング

ゴルフ好きのタレント・雪平莉左さんが、アマチュアゴルファーを代表してレッスンを受ける連載。今回はショートホールのセカンドショットのアプローチから、これまでのレッスンを生かして目標スコアを出せたでしょうか。そして次のティーショットの前には、体幹部を使ってのスイングを学びました。


雪平莉左さんのラウンドは前半のあがり3ホール 手打ちになりやすい場面で注意することは

【動画】↓↓↓

【パー3。グリーン左横のアプローチから】

関浩太郎(以下関コーチ)パー3の2打目です。ほぼグリーンの真横まで運ぶことができましたね。

雪平莉左(以下雪平)はい。

関コーチ グリーン上はいわゆるスネークラインというやつですね。

雪平 それを意識しつつ打ったほうがいいですか?

関コーチ はい。ただ、左に曲がって、右に曲がってですから、プラスマイナスゼロということで、真っすぐ打っていただいて大丈夫です。

雪平 なるほど、わかりました。

関コーチ 距離は30ヤード弱です。

雪平 はい。まあ、30ヤード打たないくらいがいいですよね。

関コーチ そうですね。ピンも奥なんで、ちょっと手前に20ヤードぐらいを狙ってください。

雪平 はい。では行きます。(打ちました)どうだ!?

関コーチ おっ! めちゃめちゃうまいぞ。

雪平 めっちゃ良くないですか?(ピン手前5〜6メートルにつけました)

関コーチ 最高です。狙いどおり。

【過酷だったグラビア撮影は?】

(3打目に向かっている間の会話)

関コーチ グラビアの撮影って、結構頻繁に行くんですか?

雪平 多い時で、週に3回くらい行っていた時期はありましたね。

関コーチ 売れっ子ですね。今までで一番楽しかった撮影は?

雪平 沖縄のリゾートホテルのプールで、遊びながら撮影した時があって、それは楽しかったですね。

関コーチ では逆に過酷だった。大変だったグラビアの撮影はありますか?

雪平 やっぱり一番印象に残ってるのは、ファースト写真集の時、北海道の雪原で撮影があったんです。もうほぼ裸みたいな感じですけど、そこで雪の中で撮影っていうのが、本当に寒くて大変でしたね。

(パー3,3打目地点です)

関コーチ いいアプローチでしたね。これはちょっと下りのスライスラインですね。

雪平 はい。(打ちました)あっ、弱いですか? (残り2.5メートルくらいで止まりました)

関コーチ ちょっと弱い。

雪平 でもラインは結構いい感じすよね。

(4打目です)

関コーチ ボギーパットです。これもちょっとスライスですね。

雪平 はい。じゃあ、打ちます。(決めました)よしっ!

関コーチ ナイスボギー! ばっちりです。

雪平 はい。真ん中に行きましたね。

関コーチ そうですね。読みもよくていい打ち方でした。

【体幹部を使ってスイングする】

関コーチ 続きまして、8番ホールにやってきました。パー4です。

 雪平さん、ラウンド前半はショットの調子がすごく良かったんですけど、後半少し、腕の力が入ってきてるかなと。

雪平 そうですね。

関コーチ そこで、しっかり当たって、飛距離も伸ばすレッスンをしたいと思います。

雪平 はい。

関コーチ ちょっと構えてください。ここでクラブも肩も僕が押さえてしまいます。これでバックスイングを始めようとしてください。

雪平 (動き出します)

関コーチ はい。今は肩で僕のことを押そうとしていますよね。

雪平 確かに!

関コーチ 肩とか腕の力で僕のことを押そうとすると、これはもう上半身の力が入っちゃってるわけです。手打ちになりやすくなります。

 お尻、お腹、背中、体幹部の力を使って押して、そのままクラブを上げます。

雪平 なるほど。

関コーチ クラブを下ろす時も体幹部の力を使って下ろします。インパクトも体幹部の力でぐっと押します。そうです。

 そうすると、腕はもう本当に振られてるだけでよくなります。体幹の回転が止まってくると、肩だけとか腕だけの力になってしまうので、手打ちになって当たらなくなったり、飛距離が出なくなったりします。ここに気をつけて打ってみてください。


体幹部を使ったスイングを学んだ雪平莉左さん

雪平 はい。わかりました。行きます!(打ちました。少し右に出ましたが、飛距離は出ました)あっ。

関コーチ バンカー手前のフェアウェイですね。ばっちりです。

雪平 はい。ちょっと右に行ってしまいました。

雪平莉左 
ゆきひら・りさ/1994年6月17日生まれ。愛知県出身。趣味:競馬、ゴルフ、映画鑑賞。特技:ダイビング、乗馬、いちごの大食い。
1st写真集『とろける。』が好評発売中。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira

関浩太郎 
せき・こうたろう/1974年生まれ。カリフォルニアで最新スウィング、クラブ、トレーニング、メンタル理論を学びミニツアーを転戦。帰国後はクラブ職人に弟子入りしフィッティング理論、クラフト技術を習得。これまでのレッスン生は10.000人以上、リシャフト本数10.000本以上、クラブ&シャフト試打年間400本以上。SEKI GOLF CLUB目黒主宰。年間のベストスコアの達成者数は15年連続で100人以上。