「僕らの持ち味を出す」後半だけで1得点2アシスト。神戸FW武藤嘉紀が昨季王者に“違い”を見せつける【天皇杯】
武藤嘉紀を止められる選手はいなかった。
ヴィッセル神戸は8月2日、天皇杯ラウンド16で前回大会の覇者ヴァンフォーレ甲府と対戦。前半は相手の前線からの守備にハマってしまい、思うように攻めることができず。20分に失点するなど、苦しい45分間を過ごした。
【厳選ショット】吉田采配が見事的中!後半から大迫&武藤を投入し鮮やかな逆転勝利!!|天皇杯ラウンド16 甲府1−4神戸
ベンチから戦況を見つめていた武藤は、「とにかく後ろからつなぐサッカーをしていた。それは僕らがやりたい形ではない」と前半を振り返った。そして後半と同時にピッチに立った背番号11は、チームの方向性を示す。
武藤はボールを持つと積極的に仕掛けて、右サイドを切り裂いていく。チームは53分に相手のオウンゴールで同点に追いつき、さらに勢いを加速させる。
60分には佐々木大樹のシュートを相手GKが弾くも、「(佐々木が)打つ時に、こぼれを意識して走り込んだ」と、こぼれ球にいち早く反応したのは武藤。豪快なシュートを決めて逆転に導いた。
そして78分に大迫勇也、86分にはジェアン・パトリッキにそれぞれアシスト。終わってみれば、チームは4−1の圧勝――。
後半の45分間、神戸のサッカーを体現した武藤が、違いを見せ続けた。
取材・文●藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)
