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第21回:プレショットルーティン

ゴルフ好きのタレント・雪平莉左さんが、アマチュアゴルファーを代表してレッスンを受ける連載。今回からはアウトコースのあがり3ホールでのラウンドレッスンの模様をお送りします。ティーショットの前には、プレショットルーティンを学びました。


雪平莉左さんが打つ前の決まった手順、プレショットルーティンを学んだ

【動画】↓↓↓

【打つ前の手順を決める】

関浩太郎(以下関コーチ)7番ホールにやってきました。パー3ですね。

雪平莉左(以下雪平)はい。

関コーチ ここで打つ前の手順について聞きたいのですが、雪平さんはいつも決まった手順とかはありますか?

雪平 私は本当に軽く素振りするくらいですかね。

関コーチ 前のホールが悪かったりすると、気分を引きずってまたミスしてしまったり、逆によくても力が入ってミスしたりしますよね。

雪平 そうですね。

関コーチ そこで打つ前にいつも同じ手順を踏むことで、ナイスショットの確率を上げます。プレショットルーティンと言いますが、これはすごく大事なのでお見せしたいと思います。

雪平 お願いします。

関コーチ まず飛球線後方、ボールの後ろで素振りをします。

雪平 素振り。

関コーチ これを何回かやります。ここで体を温めたり、気をつけてることを思い出します。

雪平 なるほど。

関コーチ そして後ろから全体的に景色を見て、あそこは行っちゃまずいな。あそこに打ちたいなというところを決めます。

雪平 はい。

関コーチ 次にその目標に向かってクラブを向けて、片目をつぶってクラブのシャフトの中にボールと目標が一直線上になるように見るようにします。

 そうしたらボールのちょっと先に目印を何か見つけます。ボウリングで言えばスパットですね。そこにフェースの向きを合わせるようにします。

 そして、飛球線のラインに対して垂直なラインをボールから引いてきて、そこに両足を真っすぐ揃えます。この時に「ちょっと右向いてるな」「左に向いてるな」というのを、フェースの向きを見ながら微調整してください。

 それでここで大丈夫だなと思ったら足を最後に開いて、軽く体を動かしてから打つと。こういう手順です。

 では、ちょっとやってみましょうか。

【ボールの少し先に目印を見つけて構える】

雪平 はい。ではここは右にバンカーが見えるので、ちょっと避けて、左めに打とうと思います。

関コーチ はい。いいマネジメントだと思います。

雪平 ボールの先に目印を見つけて......ここら辺かな。

関コーチ 足を揃えてフェースの向きを決めてから、足を開きます。

雪平 (構えて、打ちます)あっ、左に行ってしまった。

関コーチ 大丈夫、大丈夫。

雪平 でも、戻ってきたっぽいですね。

関コーチ あれっ? グリーンに乗ったんじゃないですか?

雪平 何か(グリーンの)端っこあたりでしょうか。

関コーチ 行ってみましょう! いいショットでしたね。

雪平 ちょっと下からすくい上げるような感じになっちゃったんですけど、とりあえずグリーンのほうには行ったようなのでよかったです。

雪平莉左 
ゆきひら・りさ/1994年6月17日生まれ。愛知県出身。趣味:競馬、ゴルフ、映画鑑賞。特技:ダイビング、乗馬、いちごの大食い。
1st写真集『とろける。』が好評発売中。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira

関浩太郎 
せき・こうたろう/1974年生まれ。カリフォルニアで最新スウィング、クラブ、トレーニング、メンタル理論を学びミニツアーを転戦。帰国後はクラブ職人に弟子入りしフィッティング理論、クラフト技術を習得。これまでのレッスン生は10.000人以上、リシャフト本数10.000本以上、クラブ&シャフト試打年間400本以上。SEKI GOLF CLUB目黒主宰。年間のベストスコアの達成者数は15年連続で100人以上。