函館2歳Sに出走予定のアガシ(撮影:山中博喜)

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 JRAで行われる2歳世代最初の重賞。12年から函館開催の期間が短くなったことで極端に時計が掛かることは少なくなり、近年は良馬場なら1分10秒0を切る決着が普通になっている。

1.前走4角4番手以下の馬は割り引き

 過去10回で、前走4角4番手以下だった馬は1頭も馬券に絡んでいない。新馬・未勝利戦を前々で立ち回れなかった馬が今回通用する見込みは低いと見て良さそう。

2.前走で上位の末脚を使ったか

 過去10回で、前走の上がり3ハロンタイムが1位だった馬が6勝。2着も6頭は前走上がり1位だった。前走の4角位置取りだけでなく、直線で他のメンバーを上回る上がりを使ったか、という点にも注目したい。

3.馬格のある馬に注目

 過去10回で、馬体重が460kg以上だった馬が7勝。2着も7頭は460kg以上だった。459kg以下の馬は[3-3-4-61]で複勝率14.1%とあまり目立たない。

 アガシは初戦こそダート1000mで敗れたが、2戦目の芝1200mで変わり身を見せて快勝したエピファネイア産駒。480kg程度の比較的大型な馬で、前走からの更なる上積みは見込めそう。ここも勝ち負けに期待したい。