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齋藤真奈美 仮名・26歳

 どんなに仲が良くても、一緒に暮らしてみないと本性は分からないものですよね。ルームシェアが原因で、大親友と縁を切ることになりました。

 幼稚園からの友達で姉妹のように育ったE美。二人とも就職で上京することになり、せっかくだからと二人で一緒に暮らすことにしたんです。気心の知れた仲だったし、旅行も何度も一緒に行ったこともあったので、トラブルなんて起きないと思っていました。実際に暮らし始めて2年ほどは、楽しく生活できていたんです。E美のお陰で、上京や社会人一年目の不安や心細さを感じることもなかったですしね。

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 私たちの関係がおかしくなってきたのは、E美が会社の同僚と付き合い始めてからです。初めての彼氏に浮かれたE美は、自室でずっと深夜まで電話をするようになって…。しかも休日は、二人で部屋に籠って出て来ないので、こっちは気を遣って外出しなければいけなくて、モヤモヤしっぱなしです。ある日なんて、疲れて帰宅すると、E美の部屋から明らかに“アレ”の最中の声が聞こえて来て、慌ててもう一度外出するなんてことも…。

 E美にはハッキリ、「彼氏を家に連れ込まないで欲しい」と伝えたんですが、「彼も実家暮らしだし、ホテル代がもったいない」「私も家賃を払っているんだから」と聞く耳を持ちません。どう考えても、彼女がおかしいので話し合いたかったのですが、ついには「自分がブスでモテないからって、ひがまないでよ!」と言ってきたんです!

 結局、このセリフがキッカケでE美とは決裂。ルームシェアも解消することになりました。今は前の部屋より狭くて家賃も高くなりましたが、一人で快適に暮らしています。その後、E美からの連絡は無いですし、私も彼女の暴言は今でも許していません。今後、私たちの関係が元に戻ることはないでしょう。ただ、一緒に暮らさなければ、大親友と縁を切るほどの大喧嘩も無かったかもと思うと、少し残念です。