レッドの差し色が印象的。ブライトリング×デウス・エクス・マキナのスタイリッシュなクロノグラフ
手元が目立つこれからの季節。周囲と差をつけるなら、いつもよりちょっと個性的際立つルックスのクロノグラフを選んでみるというのもひとつの方法。例えばスイスの名門・Breitling(ブライトリング)が、過日フランス・ビアリッツで開催されたイベント“Wheels and Waves(ホイールス&ウェーブス)”にて発表した新作コレクション(99万円〜)はいかがでしょうか。
かたやバイクとサーフカルチャーをベースにしたオーストラリア発のライフスタイルブランドとして知られるデウス・エクス・マキナ、かたやイギリスを拠点とするオートバイの老舗メーカー・トライアンフ モーターサイクルズ。いずれ劣らぬスタイリッシュなタイムピースの競演、時計好きならずとも思わず心が躍ります。
▲「トップタイム B01 デウス」
“Wheels and Waves”とはバイク、サーフィン、スケートボード、及びそれらにまつわるカルチャーの愛好家が集まる世界的なフェスティバル。バイカーやサーファーの間でも高い人気を誇るブライトリングは2019年から2021年までオフィシャルタイムキーパーとしての任を果たすなど、特に浅からぬ縁を持つイベントです。
2023年の“Wheels and Waves”において発表されたのは、ブライトリングがかねてよりパートナーシップを結んできた2大ブランドとのコラボレーションモデル。
まず2021年よりタッグを組むデウス・エクス・マキナとのコラボレーションとしては、2021年・2022年に続く第3弾となる「トップタイム B01 デウス」(カーフストラップモデル:99万円、メッシュブレスレットモデル:104万5000円)が登場。
60〜70年代テイストを想起させたこれまでのモデルと異なり、今回のモデルではぐっとシャープでスポーティなスタイリングを採用。
ブラック×ホワイトのモノトーンでまとめたダイヤルには1/4秒・30分計・12時間計のサブダイヤルが並び、さらにダイヤル外周にはタキメータースケールを装備。
稲妻モチーフのセンタークロノグロフ針やサブダイヤルの小針にはアクセントとしてレッドを添えるなど、知性のなかにモータースポーツならではの野性味を感じさせる仕上がりとなっています。
心臓部にはブライトリング自慢のマニュファクチュールムーブメント “キャリバー01”を採用。ケースを裏に返せば、シースルーバック越しに赤いデウスのロゴが大きく刻まれ、見る人の目を楽しませます。
またストラップはレーシンググローブを思わせるブラックのカーフスキンストラップの他に、メッシュメタルブレスレットをラインナップ。特にしなやかな装着感を楽しめるミラネーゼブレスは必見です。
▲「トップタイム B01 トライアンフ」
一方、トライアンフ モーターサイクルズとは、2022年よりコラボレーションをスタート。第1弾として270台の数量限定でリリースされたトライアンフのオートバイと、ブライトリングよりリリースされた特別な「トップタイム トライアンフ」は大いに話題を集めました。
これを踏まえて今回新たに登場するのが「トップタイム B01 トライアンフ」(カーフストラップモデル99万円、メッシュブレスレットモデル 104万5000円)。
カラーリングは前回と同じくアイスブルー×ブラックを採用、これはトライアンフより1951年に発売された名車「サンダーバード6T」と、70年代に人気を集めたブライトリング・トップタイムのレアモデル(Ref.815)のカラーリングにちなむもの。
キャッチーな“ゾロデザイン”のダイヤルなど、一見した印象は前回のコラボモデルと変わりませんが、ムーブメントをパワーリザーブ48時間の“キャリバー23”から、パワーリザーブ70時間のマニュファクチュール・ーブメント“キャリバー01”に変更。これに伴いケースバックもシースルー仕様に変更するなど、腕時計としての性能と価値を大きくグレードアップさせています。
こちらもストラップはスポーティなレーシングカーフスキンレザーと、洗練された装いに似合うメッシュメタルブレスレットという2つの選択肢を用意。ストラップでユーザーの個性を表現できるのもあらたな楽しみです。
>> BREITLING
<文/&GP>
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